「ほぼ日のアースボール」のARコンテンツに、
新しく「世界時計」が追加されました。
その名の通り、世界の「時間」を、
地球まるごと見られるというものです。
どんなコンテンツなのか、
このページでくわしくご紹介していきます!
地球の昼と夜を、
リアルタイムで表現!
まずは専用アプリをひらき、
コンテンツ一覧の中にある
「世界時計」のアイコンをタップ。
いつものようにアースボールにかざすと、
こんな感じの画面が出てきます。
これが「世界時計」の基本となる画面。
上の画面をよく見ていただくと、
ちょうどエジプトあたりが
昼と夜の境目になっているのがわかります。
じつは、これは「いまの地球」に
太陽の光がどんなふうにあたっているかを、
リアルタイムで表現したものなんです。
たとえば、日本がちょうどお昼の12時だとすると、
裏側にあるアメリカや南米あたりは‥‥。
このように夜の表現になります。
あの国はいま昼なのか、夜なのか?
それとも日没前の夕方?
アースボールをぐるぐるまわすことで、
直感的に知ることができます。
主要都市の時刻を、
地球に重ねることができます。
新コンテンツ「世界時計」は、
世界の「時間」を地球まるごと見られるもの。
先ほどの地球に、世界の主要都市の時刻を
重ねて表示することができます。
おぉ、たくさんの時計が出てきました!
これさえあれば、
面倒な時差計算も必要ありません。
たとえば、東京とニューヨークの時差は14時間。
東京が午前11時だとすると、
そこからマイナス14時間だから、
11ひく14で、マイナス3時間で、
深夜0時から3時間戻るわけだから‥‥。
この「世界時計」があれば、
そんな計算をしなくても一目瞭然。
サマータイムにも対応しているので、
毎回呪文のように
「スプリングフォワード、フォールバック‥‥」
と唱える必要もありません。
サマータイムの導入地域は、
上の画面のパリやローマのように、
他よりも時計盤の色がすこし明るくなる仕様です。
地球の24時間の変化を、
指で動かすことができます。
アースボールの人気コンテンツ
「一週間の地球」と同じように、
画面下のスライダーを指で動かすことで、
それぞれの地域の時間を
まとめて動かすことができます。
たとえば、カタールのドーハで
夕方16時からスポーツの試合がはじまるとき、
日本時間では何時になるのか?
そんなときはスライダーを使って、
まずはドーハの時間を16時にセット。
そのあとアースボールをくるっとまわして
日本の時間を見てみると、
同じ日の22時であることがわかります。
これのいいところは、
いろんな地域の時差を一気に調べられるところ。
日付が表示されるのも地味に便利です。
タイムゾーンマップを
表示することができます。
「タイムゾーンマップ」というのは、
同じ時刻を使っている地域を囲った地図のこと。
地上にいる人は、そのタイムゾーンをまたぐことで、
時間が進んだり、戻ったりします。
新コンテンツ「世界時計」では、
どの地域がどのタイムゾーンに入るのか、
ひと目でわかるように黄色の線で表現しました。
上の画像を見ると、
アメリカ(本土)には4つの
タイムゾーンが存在しているのがわかります。
同じアメリカ国内でも、
住んでいる州によって時間が異なります。
東南アジアにあるシンガポールと
インドネシアのジャカルタを比べてみると、
西側にあるシンガポールのほうが、
ジャカルタよりも時間が先に進んでいます。
シンガポールといえば、
日本よりもかなり西側にある印象ですが、
時差はたったの1時間。
アースボールを見ると上海や台湾と
同じタイムゾーンということがわかります。
さらに、ホノルルとキリティマティ島は、
表示される時刻は同じなのですが、
日付けが一日ズレていたりします。
このように時差だけでも、
地球全体で見るといろいろな発見があります。
タイムゾーンの話は、
国の歴史にもかかわることなので、
調べてみるとかなり奥深いです。
自由研究のテーマにもおすすめですね。
新コンテンツの「世界時計」は、
他のARコンテンツ同様、
すべて無料でお使いいただけます。
アースボールをお持ちの方は、
ぜひたくさんさわって遊んでみてください。
(C) HOBONICHI