油屋熊八のバス会社は
七五調の
バスガイドをするんです。
その七五調が
別府調といわれる
ようにまでなり、
有名になっていくんですが、
それを考えた人が、
油屋熊八の奥さんの
妹の旦那だった、
薬師寺さんという人。
台詞を交えた
観光案内ブックを
売り始めたところ、
これが大人気になりまして。
やがて観光案内の
案内の部分をすっ飛ばして、
バスガイドの台詞だけで
売られていくように
なるんです。
この頃からラジオが
始まるように
なるんですけども、
昭和3年の10月には
NHKで全国放送されています。
(江戸博学芸員・新田) |