そもそも絵はがきというのは ヨーロッパで 定着していたものでした。 日本全国に広まったのは 明治37年(1904)から 39年に発行された 日露戦争関係の絵はがきの 発行によってです。 日露戦争関係絵はがきには、 戦地の状況を知らせる 報道メディアとしての性質と、 戦争の勝利を祝う 記念品としての性質、 そして、装飾された 画面を楽しむ 鑑賞物としての 性質がありました。
(江戸博学芸員・新田)
2005-10-13-THU