その4 北海道のシマエナガ
エナガフリークのみなさん、こんにちは!
今日は北海道のシマエナガを紹介しますよ。
そもそも日本にいるエナガは、4亜種です。
わが富士山麓を含む本州に住むのがエナガ。
四国・九州にはキュウシュウエナガ、
対馬にはチョウセンエナガ、
そして北海道にはシマエナガが住んでいます。
エナガ、キュウシュウエナガ、チョウセンエナガの
3亜種は、見た目がほとんど同じだと言います。
しかし、北海道のシマエナガだけは、
はっきりと違いがあります。
その違いとは、顔です。
顔が、白いのです。
まっしろなんです。
顔が白いとどうなるかというと、
カワイイんですね。
カワイサが増量するんですね。
これは放ってはおけませんね。
というわけでエナガフリークの私は、
今年の1月、津軽海峡を軽々と飛び越えて、
シマエナガを探しに北海道へ行ってまいりました。
▲晴天の津軽海峡。
三泊四日の旅程です。
まず最初に行ってみたのは、
ウトナイ湖のネイチャーセンター。
あっ鳥がいました!
▲スズメですね。
真冬なので、モフモフしてて可愛いですね。
なんだか悪そうな表情も、たまりませんね。
でも私が探しているのはスズメじゃなくて、
シマエナガなんです。
シマエナガどこー?
地元の方に聞いてみると、
「よく見るよ」
「庭にくるよ」
「そのへんにいるよ」
とのことですが、
いざ探してみると、
ま〜ったく見つかりません。
毎日あちこちの公園や森の中を、
雪をかき分けかき分け彷徨い続け、
ようやく出会えたのが、
札幌市の円山動物園の横にある、
円山公園でした。
▲やっと見つけたシマエナガ。
ぎゃー、こっち見てる!
私、もう、ダイコーフンです。
前にも言いましたが、顔が、白いんです。
何度も言いますが、まっしろなんです。
見つけたのは、6羽くらいの小さな群れでした。
群れの移動ルートを先読みして回り込み、
近づいて来た白いシマエナガを、
じっくりと拝ませていただきました。
▲なるほど、顔が白い!
顔以外の部分は、本州のエナガとソックリですね。
▲ああ、かわいい。
どことなく、おっとりと見えますね。
なんとなく、高貴そうです。
王侯貴族のように見えます。
ありがたい感じすら、します。
▲飛んだー! さようならー!
出会えたのはほんの短い時間でしたが、
そのカワイイ顔をしっかりと拝めて、
私は、大満足だったのであります。
また何度でも会いに行きたいと思います。
というわけで、
今日は北海道のシマエナガをご紹介しました。
エナガフリークのみなさん、また来週〜! |