昨年の3月、福島県南相馬市の そこで、上野敬幸さんという方の話を聞いた。 震災によってご家族を亡くされた上野さんは 富岡町というのは、 一昨年、動物愛護団体ミグノンの |
事故直後、全域が警戒区域に指定され、 あの震災から2年が経って、 きちんと書いておきたいのだけれど、 福興浜団のfacebookを読んで |
福島の沿岸部における捜索のボランティア活動は、 その日の集合は朝9時、 スーパーの駐車場は、アスファルトがひび割れ、 要するに、警戒区域内にある場所は、 |
集まった人たちに、今日の予定が簡単に説明される。 |
以前、上野さんたちの活動に |
「それでは、海沿いから河口にかけて 捜索、というのは、お遺骨を探すことである。 曇天の下、集まった人たちは、めいめい散る。 「各自で捜索してください」と言われ、 どういうことかというと、かつてそこは海沿いの町だった。 |
それでぼくも見習って進むしかない。 豊かな自然、というふうにも錯覚できる。 家の土台、基礎のようなものがある。 草でほとんど塞がりかかっている用水路に なにかものを探すときは、 しかし、とぼくは思う。 ここにお遺骨があるとぼくは思えているだろうか? きちんと計画立てられぬまま、 |
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パトカーに乗っていたひとり、
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激しく、破壊されている。
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リュックや帽子やぬいぐるみなんかを拾いながら 引っ張ってみると、なんだか、 破れて絡まっている赤い繊維をほどきながら、 |
ボランティアとして参加しているけれど、 |
小雨がときどき降ったが、 50人ほど集まったボランティアの人たち。 ぼくは郡山へ移動し、一泊する予定になっている。 |
(つづく) |
2013-08-22-THU |