フレンチは自分で作る! 1998.12.18

クリスマス、忘年会の季節到来!
いろいろ外食の機会も多くそれはそれで楽しい。
12月に何でも忘れてしまおう、というのは
日本人の前向きな美しい知恵…?
友だち集めてうちで鍋、もいいね。
今、世間はイタメシにエスニック、やっぱり和食、
うまい中華…などなど…
「今日はフランス料理を食べよう!」という話は
10回に1回も上がらない。
私だってもう、何年もフレンチレストランには
行っていない。スノッブだしカロリー高いし
値段も高いし…とつい敬遠してしまう。

でもでも自分で作るのなら
たまにフレンチもいいよ。
というわけでお薦めのフレンチブック
「私のフレンチキッチン」(文化出版局)発売!です。
全然スノッブじゃない、いたってカジュアルで
オーソドックスな家庭料理のフレンチ。
家庭料理フレンチはカロリーなんか高くない。
材料費も鍋をやるのとそれほど変わらない。

だってフランス人だって
おうちでゴハン食べるんです。
レストランシェフが作るようなオッシャレで
こ難しい料理はフランス人も作らないよ。
日本人もうちで懐石料理は作らないもん。
お惣菜はやっぱり、肉じゃがとか煮魚とかでしょ?
そんな感覚のフレンチレシピです。

料理は中村晶子。
青山で小さなフレンチ料理教室をやってます。
ワインを飲み始めたら底なしなのが難だけど
まぁ、フレンチにワインはつき物。許しましょう。
フランス仕込みの料理はとっても美味しいです。

中でも私が好きなのは
「豚バラ肉のオレンジソース煮込み」
「若どりのむし煮 ライム風味」
「ドライフルーツ入り豚ヒレ肉煮込み」など。
ちょっと食べたくなったでしょう?
本を買って、自分で作って、人呼んで
「スゴイじゃん!」とほめられたりするよ。

ちなみに写真を撮ったのは私です。
もう、写真見るだけでおいしそう…!
だと思うんだけど。
鍋にもエスニックにもイタリアンにも飽きたら
絶対フレンチ!パンも作れば完璧!