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1999 June
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1999.07.04
昼前に保育園から電話。
「リサちゃんがお熱をだしたので
迎えに来て下さい」
働いている母親は
職場にかかってくるこの電話が
地震よりゴキブリより恐怖らしい。
保育園は38℃以上の熱がでると
帰されてしまうのだ。
かといって仕事を放り出して
かけつけるわけにもいかず
保育園にも迷惑かけられないし
熱をだしてるわが子もかわいそうだし。
と三重苦の選択をせまられる。
ほんと、この状況はキツいよねぇ。
朝、微熱がある時は
「どうか一日でませんように…」
と祈る気持ちだそうだ。
子供に「熱がでないようにがんばるのよ」
と言い聞かせたりまでするらしいけど
がんばったって出るものは出る！
熱がでないようにがんばるがんばり方なんて
大人だって知らないよ。
というわけで今日は私が空いていたので
リサを引き取りに行った。
これはたまたまタイミングよかったけど
昨日なら私も仕事でダメだったし
一体、こんな時、どうすればいいんだろう。
保育園からの電話があった時点で
途方に暮れてる場合でもなく
すぐさまの決断をせまられるわけで
母は頭の中をピッピッピッとよぎる
電話番号を取りあえずかけまくるらしい。
子育て中のワーキングマザーが
ササッと段取りよく
力もあってフットワークもいいのは
こういうことで鍛えられるせいかな。
頼もしいです。
引き取って病院で診てもらったら
【ペルパンギーナ】という流行り病。
「あら、かわいいじゃない！」
と思う病名だけど別に喜ばしくはない。
高熱がでてグズグズ長引くらしい。
私はその病名を知らなかったから
リサママに「ペルパンギーナだってさ」
と軽く言ったら「エッー！」と絶句してた。
親にとってはやっかいなことらしい。
子供のいる方、流行ってるそうなので
気をつけてください！ |
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