ガンジーさん。 いつ途切れるかわかりませんが 今後ともよろしく。 |
260.結婚のことなど。 結婚について、ときどきガンジーさんは語るけれど、 今日の『the親戚新聞』では、 タイトルもストレートに「結婚」について。 お見合い結婚のススメ、から書きだして、 なかなか奥行きのあるご意見ですから、 参考になると思うよー。 ___________________________ 「結構な結婚」 男女の交際はまわりからとやかく言うものではないが、 結婚に関しては、 お見合い結婚がベストだと思う。 「人は見かけによらぬもの」といいながら、 多くの人々は見た目で人物を評価しがちだ。 「あの人は押し出しがいい」とか「マジメそう」だとか、 第一印象が大切とばかり、 初めからある程度決めてしまう。 「押し入れ」じゃねぇってんだ! マジメな目ってどんな目だ? ひでぇ目にあっちゃうぞ! だから恋愛と結婚は分けて考えた方がいい。 戦時中の話だが日本には男が少なかった。 軍隊に取られてしまったからだ。 当時は女性ひとりでの生活はほとんど 不可能に近く結婚しなければ生きていけない。 さらに相手を選ぶ余裕もなかったそうだ。 何人かの女性本人から聞いた確かな話だよ。 ところが何年か一緒に生活してるうちに 愛情が芽生え心から愛し合うようになった、という。 飼い猫、飼い犬とおなじだね。 似てくるようだ。好みとか顔つきなんかが。 今、70歳以上の夫婦で 仲良く農村、漁村で暮らしてる人たちは 恋愛結婚が少ないんじゃないかと思う。 でも仲睦まじそうに見えるよ。 あきらめ、かもしれないけど。 ガンジーはいつも浮気しそうで危ねぇな?と思ったとき、 最後には男女はおなじ事をするんじゃねぇかと考える。 だらだらと感情に流されないよう必死でこらえる。 酔っ払った時なんかつまらねぇ女に引っかかりかねない。 でも若さの勢いはコワイ、だから そんな時は買うんだ。本物ダッチワイフをね。 勿論、結婚前のことだぜ。 お見合い結婚は親戚一同が 寄ってたかって品定めをし推薦する。 これいい事だと思うけどな。 政略結婚とは違うから、いやなら次のにする。 後々夫婦喧嘩の時にもおなじように 親戚が寄ってたかってジャッジする。失敗がない。 しかし親戚はだんだん遠くなり疎遠になりつつある。 お節介な親戚のおばさんもみんな死んじゃった。 ではどうするか? 友達にかっての親戚の代わりをさせることだ。 いい陪審員がいいぞ。 でないと時にはその友達に 横取りされないともかぎらないからね。 よくある話だから。 そこで出番になるのが年長の知人だ。 これなら安心、さしずめガンジーなんか手ごろだな。 人畜無害、たとえおなじ部屋で寝てても大丈夫だぜぇ。 試してみる? 幾たびかの人生戦線をくぐり抜けて来た人がいい。 できれば苦労苦労で真っ黒になってる人がいい。 ひ弱な金持ち世継ぎの爺いではダメだよ。 自分の人生を確かに歩んで来た御仁がお奨めだ。 そういう人を知人にもつことだね。 言葉遊びのようなことしてる 雑誌やTVの人生相談なんか ぜーんぜん役に立たないよ。 彼らも本気じゃないから、しょせん人ごとだ。 それより顔と顔とを突き合せての相談なら 本気にならざるをえまい。 真っ黒先達を探そう、近くにいるはずだ。 若さなんてすぐに飛んでいっちまうんだぜ。 若い同志の友達ばかりじゃお勉強にはならねぇぞ! ガンジーだけじゃねぇ、 みんな年寄りたちは若者との触れ合いを望んでると思うぜ。 精神的触れ合いだぞ!勘違いするな! 若者たちに自分の失敗談を聞いてもらいたがってるんだ。 天地神明に誓ってホントのことでーす。 ___________________________ 『ガンジーはいつも浮気しそうで危ねぇな?と思ったとき、 最後には男女はおなじ事をするんじゃねぇかと考える』 ってところ、感心したなぁ。 そうなんだよね。 自分のすることは相手もしてもいい、という覚悟が あるのかないのかで、行動がまったく変わるよね。 さ、「よろず相談室」の開業も近し。 (つづく) 『よろずガンジー相談所』の情報はこちら |
2001-05-12-SAT
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