ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

294.戌年のおじさん。

ガンジーさんは戌年なのだそうだ。
だから吠えたり噛みついたりするのだと、
自分で説明している。

ある個人が、毎日何かについてものを言っていて、
それを毎日読んでいる人がいるってことは、
インターネットのない時代には、どうやっていたんだろう。
やっぱり、家族とか飲み仲間とかが聞いていたのかね?

あ、だから「親戚新聞」なんだったっけ。

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「噛みつきガンジー」 

「医は仁術なり」という言葉は絶滅したね。
仁とは博愛を意味する。
金持ちや権力に媚びることなく
すべての人に平等に施されてこそ仁術と言える。
だから彼らは医師ではなく医者なんだ。

医師と呼べる人が国家資格者の中に何%いるだろうか?
大多数の者は金のため特権意識のために行動してる。
情けないヤカラだ。
医者に限らない、
教育という仕事に携わる人間たちもおんなじだ。
もうセンセイなんて呼ぶな。
池田小の教師たちは何をしてたのか?
誰ひとり気づかなかったのか?

こういう事を書くと、
「じゃ、お前はどうなんだ?」と攻めてくるヤツがいる。
ガンジーはそんな形式の問答を嫌う。
表面に立たずに後ろの方から
「やれ!やれ!」って叫んでいるヤツは
自分で出来ないから野次る。
「名もなく、汚く、愚かに生きて来た」ガンジーに
出来るわけねぇだろ!

そんな事わかりきってるのに
「お前はどうなんだ?」とくる。
くだらねぇ会話だぜ。
出来るヤツは後ろの方で吼えたりしないよ。
話題の真紀子なんかもこのクチだな。
オヤジの角さんは出来る人だった。
吉田茂の指導のもと数々の議員立法をモノにしてきた
優れた政治家だと思ってる。

でも真紀子は違う。
リーダーの器じゃない。
後ろで吼えてるのが関の山だぜ。
オヤジの後にくっついて歩き
角さんの表面しか見てなかった。
彼がどれほど役人や派閥の子分たちに
気を使っていたかを知らない。
彼は秀吉とおなじように根回しを怠らなかった。
ヘボ将棋とおなじだね、
初めの数局は勝つがあとでコテンパンにされる。
日本軍の愚かな真珠湾攻撃ともおなじだね。

しかしだ諸君!
この後ろでわぁわぁ言ってるガンジーみたいなヤカラも
世の中には必要らしい。
いろんな場面で評論家と称する人間たちがいる。
結構それで食っていけるようだ。
だから医者攻撃に現を抜かすガンジーの存在も
正当化出来るってもんよ。
自分で出来ないヤツは批評することに長けているもんだ。

会社の会議にもこういう人間が居た方がいい。
他の者の意見が出やすくなる。井戸の呼び水みたいにね。
弱い犬はやたら吼えるもんね。
ガンジー、戌年なんだ。
それじゃ諸君、しゃべるヤツ出来るヤツを
よく見分けて仕事に精進してください。

諸君、病気にはなるなよ!
心身ともに健全な生活をしょう。

ガンジー

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吠えたり噛んだりしたあとのエンディングが、
『諸君、病気にはなるなよ!
 心身ともに健全な生活をしょう』
だっていうところが、ガンジーさんのキャラだよねー。

(つづく)

『よろずガンジー相談所』の情報はこちら

2001-06-18-MON

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