ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

297.風の向きが変わったんだ。

『中卒でいいんじゃない?』というコンテンツが
「ほぼ日」にはある。
ごぞんじだとは思うけれど、
中学を卒業して、16歳でアメリカに修業に行った
男のコの連載だ。

日本にいて、いつ渡米するかわからない頃には、
なんとなく不安そうだったけれど、
いざニューヨークに行ってしまったら
打って変って「自信過剰」を公言するくらいに
元気になっている。
なんでもできそうな気がする。
そう思える時期って、あるんだよねぇ。
ほんとにできようが、できまいが、
できそうな気がするっていうパワーは、
青春の特権みたいなものだ。
ぶつかって、粉々に砕かれてもまたやりなおせる。

ところが、ガンジーさんの書くものには、
この青春の「中卒くん」と似たようなエネルギーがある。
なんだろう、この感じ。
50の年齢差があるけれど、同じような
雄叫びをあげているんだよね。

___________________________

「君の出番だ!」

相談を受ける側とする側は行ったり来たりなんだね。
一方通行じゃない。
そしてインターネットはさらにそれを
しやすくしてくれてる。
ガンジーの相談室を訪れてくれた人に
次はガンジーから”Help me!”を発信出来る。
お蔭でタスデ美とのミサイルの応酬もなく
無事に推移してます。
ま、ガンジーの妥協がほとんどだけどね。

壁テニスやひとり将棋は面白くない。
おなじ理由でやはり生の人間とのやりとりがいい。
ダッチワイフなんかつまんない!
1段高い所で回答を出す従来の雑誌やTVでのやり方は
今や時代遅れになりつつあるかもしれない。
聖書にある「天はみずから助くる者を助く」とあるように
問題の答えは自分で出すしかないんだ。

だからちいっとばかり有名になったからって
偉そうに人生がどうの、と言って欲しくない。
「お前なんかにオレの痛みがわかるか!」だ。
それなのに何故、新聞なんかでは著名人を使うんだろ?
アメリカの裁判所みたいに陪審員制度なんかがいいと思う。
せっかくの制度を
日本では1943年に停止しているそうだ。
(広辞苑)

でも今やインターネットでそれが可能だもんね。
先日、音楽を志し家族の反対やらで悩んでいる人に
海外からのおなじ悩みを克服し
まもなくデビューしようとしてる人のメールを転送した。
アドレスなどは入れてないが
受け取った相談者からは喜ばれたよ。
ホントはこのお二人を結びつけてやりたいが
インターネットの問題点もあり
今のところ様子をみるしかない。
どんなミスが生じるか
ガンジーにはわからないから。

とにかく、この双方向ってヤツは素晴らしいことだ。
みんなひとりひとりが天才なんだから、
たまたまいっときの運で世に出た人たちだけで
世の中を仕切られたんでは面白くない。
努力しない過去の有名人の方々にはお引取り願おう。
21世紀は社会の総入れ替えをしょう。
諸君!遠慮するな!
声をあげろ!諸君の能力は天才なんだ。
発芽する機会が
なかっただけなんだ。
今やそれが出来るのだ。

小泉純ちゃんが大方の予想をくつがえして首相になった、
塩爺いもびっくりしてる、と純ちゃんメルマガで書いてる。
このことが証明してる。風の向きが変わったんだ。

せっかくの人生だぜ、
いっちょうやったるか!の元気を出すべし!

ガンジー

___________________________

たしかに、「小泉首相」誕生以前と以後で、
あきらかにちがうムードがある。
やればできるような気がする、というだけで、
エネルギーが湧いてくるものだ。
いろんなことが、おもしろくなっているよなぁ。

(つづく)

2001-06-21-THU

BACK
戻る