401.ガンジーさんが魚籃坂に。
今回のガンジーさんの文章なんかを読むと、
ちょっと弱っているんじゃないかと思う方も、
きっといると思うんです。
しかし、そう考えるのは、まだ林、いや、早い。
昨日、ガンジーさんが、突然、
「ほぼ日」のある『明るいビル』を訪れたんです。
いつものようにテンガロンハットをかぶって、
現役バイク乗りのようなつなぎを着て。
ぼくのほうは、仕事がつまっていて、
ちゃんとしたお相手ができなかったんですが、
なんとケビン・山崎さんのジムまで見学して、
バーベルさえ持ち上げかねないような勢いで、
おしゃべりしていたようです。
というわけで、過剰に心配されている方に、
そんな様子ですよ、
ということだけでもお伝えしておきます。
とにかく、まだまだいっぱいやりたいことがあるから、
元気でいないとイケナイんですって。
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「読まないでくれぇ」
体調のへんかがはげしい。
きのう地獄、きょうは極楽。
あしたは老いらく、あさっては堕落、
その次が千秋楽になっちゃうかな?
仕事をやめるに当たって
病気をうちあけた取引先から電話があった。
元気そうじゃない?
いやきょうが命日、こんやあたりご臨終だべ。
なんて言ってるけど
案外ホンモノになっちゃうかもしれない。
心ぼそくなる日がつづいてる。
ところで出前ガンジーには
さっそく何足ものおはきものをいただき
どれをはいて行こうかとすでに迷いはじめております。
あすのしれない病気人を読んだり呼んだりしてくれる
奇特な人なんかいるかねぇ、と
ガンジーの危篤をおもてむきは心配してくれている
タスデ美さまもびっくりのメールの数でやんす。
外国からもきちゃった。
ナイスガイコックの主人が腕を振るって料理をつくります、
なんてのも。
でもお手をあげてくださったみなさん、
食事のことはホントにおかまいなくお願いします。
食べられないんですから。
ただいまはタスデ美のつくってくれてる
焼きおにぎりと梅干しで命をつないでおりますんでね。
とっても安上がりなガンジーは
超しょうエネ生活を実践してます。
きのうね、熱海のアカヲホテルで
最後のばんさんをしないか、と婆さんに聞いたら
彼女、腹上死されちゃかなわん、とみたか
いい返事をしない。
そこまでできるかわからないのにねぇ、
女って心配症なんでっか?
焼きおにぎりで世の荒波、いえいえ夫婦のいとなみなんか
出来るっちゅうのかい。
歌舞伎町でにぎられたって怒りくるう歳じゃない。
でもね、想像だけで歌舞伎町なるところの夜を知らない
ウブな井戸っ子ガンジーでんがな。
わい大阪弁がすきなんや。
生まれもちびっこ育ちも東京、大田区のおたくでっせ。
田園調布の近くだけど
びんぼー家庭みえっぱり親父のため
家はひとでにわたりつらい世わたりをしいられたんや。
そんなバカ父のため苦労をかさねた母おやは
バカ父の死後89歳まで生きよったんや。
それからが母おやのホントの人生だったのかもね。
伝統的に元ガンジー家族はおくてなんかな。
死期がせまって意気があがる。
てなわけで読者の方からのメールで
早くに父を亡くされた人の便りに、
父親恋しの文をみると複雑な気分になる。
死んだ人を美化することがをきらいなガンジーは
どんどん悪ぐちいっちゃう。
一世代まえまではわりい父親が
ごまんといたんとちゃうか?すまん!と
このバカ父も死ぬとき母おやにあやまったそうだが、
おそいちゅうねん。
きょうの新聞あとあじがわるいね、
スタバのコーシーでお口直しをしてんか。
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スターバックスから遠くなっちゃったので、
ガンジーさんには、「スタバのコーヒー」は
お出しできませんでした。
魚籃坂に店を出してくれたら、いいのになぁ。
(つづく)
※『出前ガンジー』あるいは『ガンジー水戸黄門』の
企画について。
ガンジーさんの行脚先を募集しています。
詳しくは9月24日付けの『ガンジーさん』を
ごらんくださいませ。
(つづく)
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