409.ガンジーさんが来た日。
前にも、ちょっと他のところで触れましたが、
ガンジーさんが、突然、「ほぼ日」を訪れてくれました。
ぼくは、全部の時間をつきあったわけじゃないのですが、
体力が弱ったとか言っているわりには、
アタマの動きと滑らかな口の動きは、
「ほぼ日」の若い人たちよりずっとスゴイものでした。
黒柳徹子さんのような速さはないけれど、
発する言葉の分量や持久力がちがう。
あれはやっぱり、精神的な強さの表れなんだろうなぁ。
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「ほぼ日2度めの訪問」
3日、東京にもこんな空が、とおもう秋晴れの
たかく澄んだ空気のもと、
魚らん坂の新ほぼ日事務所を訪れた。
イエローカードの奇襲訪問だ。
それでもみなさん気持ちよく歓迎してくれた。
麻布の事務所の時にはいなかった
大阪出身の大西あかりさん、
明るいビルにぴったりした名前と容姿だぜ。
西田るかさん、それにもう一人の西本クン、
西のつく名前の人が多いようだ。
そしてみんな西洋人のようなホリのふかい顔だちだ。
darlingはもちろん留守なので
2階のケビン山崎さんのジムを見せてもらった。
山崎さんの話に時をわすれる。
ひと言で、いい人だぜ。
イケザワさんもキレイな女性。
ビルの上から下まで若い人づくめの明るいビルで
白髪ガンジーはたじたじのていたらく。
連絡してくれたらしくdarlingのお帰りで
また4階でおしゃべり。
これで3度目だが会うたびに
新鮮な雰囲気をかもしだす人だ。
森羅万象ことごとくにくびを突っ込み調理してしまう
名料理人だからだろう。
ちかい将来、首相公選ということになれば
ミッテラン大統領のときのように広告代理店を創立して
日本の政治を左右するかもしれない人物だじょ。
でもそんなちいせぇことを考えてる
われらがdarlingではない。
もっと小さい事を考えてるかな?
病身をひきずって訪ねたのはほかにも理由がある。
出前ガンジーの体力増進のためだ。
山崎さんのひとことが効いた。
延命する事はできない、
ただ生活の密度をあげることはできる。
ガンジーの思惑とぴったりだ。
毒薬抗癌剤を注射され、よろよろの1年より
半年で絶命でも毎週の出前ガンジーのほうがいいぜ。
タヒチ、ドイツ、アメリカ、とご招待をいただいてる。
国内ともうしあげたのにこのうれしいメールだ。
ほぼ日読者のみなさん、
たのしい生活をおくってくださいね。
ジムにはずらりならんだ体力創造マシーンたち、
ピッカピカの新人たちだよ。
手ぐすね引いて待ち構えてる。
清原選手も千代大海もお世話になってるそうだ。
そんな有名選手を指導してるのに、偉そう、を
おくびにもださないところがいい。
ここからさらに有名になる人や
元気をつくりだす人々が生まれることだろう。
会費などこまかいことを聞かなかったが
栄養食まで提供できるコーナーがある。
そこまでやるか!といった感じだ。
とことん面倒をみちゃうぞっ!という
健康風が吹いてるところがうれしい。
ビルの外面はガラス、そして1階は
そうだな、車デイラーのショウルームを想像してくれ。
いずれグッズを並べるそうだ。
この地でこのビルで、ほぼ日がそして山崎さんのジムが
世界にはばたく存在になってほしいね。
ずうずうしいガンジーはソファをかりてお昼寝をきめこむ。
なんて傍若無人なふるまいだ。
2時半から4時半までおじゃまして帰ってきた。
おそばの三合庵は水曜日お休みとかでさ。
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「ほぼ日」の魚籃坂「明るいビル」の一階で、
「ほぼ日」関連の小さなショップをやるという計画が、
静かに進行していたんだけれど、
ここでリークされたので、「はい、そうです」と、
ジミに発表しておきますね。
まだ、いつからとか言えないんだけどね、いずれやるます。
(つづく)
※『出前ガンジー』あるいは『ガンジー水戸黄門』の
企画について。
ガンジーさんの行脚先を募集しています。
詳しくは9月24日付けの『ガンジーさん』を
ごらんくださいませ。
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