416.名前、それは。
名前って、ほんとにおもしろい。
名前がなかったら、それは「ない」ものになってしまう。
ホントかウソか知らないけれど、
フランス人には「肩凝り」がないのだそうだ。
肩凝り、という症状があるのかどうか知らないが、
「カタコリ」という名前がないので、
フランス人は肩凝りがない。
ちなみに、ガンジーさんの社会的な名前を、
みんな知らないままで親しんでいるけれど、
「ガンジーさん」という名前に合わせたキャラクターを、
それぞれみんながイメージしているんだろうな。
ちなみに、ぼくは糸井重里という名前ですが、
本名のままです。
ペンネームにしておけばよかったかなぁ、と、
何度か後悔もいたしました。
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「ネーム イズ インポータント」
先日、岩木山と岩手山を間違えて書いてしまいました。
弘前大学の木村利明さんという学生さんから指摘され
おおいに反省しております。
調べてから書くべきだったと。
木村さんありがとう、そして
青森、岩手におすまいのみなさん、ごめんなさい。
木と手をまちがえたのはキトッテ書いたからでしょうかね。
岩木山は青森県の津軽地方にある山で、
津軽富士といわれてるそうです。
また岩手山は岩手県にある山とのことでした。
夕方の岩木山は背景が赤く染まって
山の輪郭がくっきり見えキレイだとのこと。
ガンジーはシースルーのドレスなんか想像しちゃいました。
まだどこかに色気がいるっけ?
紅葉をみると気分もコウヨウして
たそがれ夫婦の若返りのにはいいかも。
昼間っから温泉にはいってビールなんか飲んじゃって、
さしつさされつ蜂のケンカ。
お前には苦労のかけっぱなしだったなぁ。
そんなことありませんよ
あなたこそ毎日のすしづめ電車で働きずめ、
大変だったでしょう。
なぁーんて会話はガンジー家にはありません。
あなたなんて結婚前も後も聞いたことない。
でもそれでいいんだ、TVドラマじゃないんだ。
「あなた..」「ん?..」なんて
背中がかゆくなりそうだもんね。
全国の中年以降の家庭で一番使われてる
つれあいの呼び方はなんだろう。
おとうちゃん、おかぁちゃん、おとぅさん、おかぁさん、
ママ、パパ、お前、あんた、おい!などなど。
上流家庭?では亭主のことを苗字で呼ぶ。
宅は...とか小泉が...とかね、第三者にだけどさ。
男がつれあいを他人に紹介する時もいろいろだ。
家内といったり、女房といったり、
こいつ、これが、なんて代名詞まで飛び出す。
まだまだ男優位の感じがする。
ガンジーは照れもてつだって、彼女です、妹です、とか
不倫相手です、なんてふざけちゃう。
義理の姉、兄、それに義父義母なんかもふくめて
ファーストネームで呼ぶようになるといいね。
しかしHI!,ジョージ、ならいいけど、
おーぃ!譲司じゃ、おじいさんに張り倒されちゃう。
名前は譲司だけんが、じょうジんじゃねぇぞ!
くっ、くるしいでちゅ!
ニックネームなんかも
にっくらしいいほどうまくつける人がいる。
ムカシ、新聞社で募集したときの傑作が、
ムカシムカシ、だったそうだ。
アゴの長い先生のことだったとか。
英語のセンセイだったのかな?
映画館のスクリーンがワイドになって
シネマスコープといわれて話題をよんだころのことだ。
ひたいの禿げ上がった頭のセンセイをシネスコ
なんてあだ名をつけた、とも報じていたっけ。
名前ってだいじなことだとおもう。
まちがえちゃいけませんぜ。
奥さんの名前なんかまちがえたらイノチがない。
おぼえがありませんか?ご中年さま。
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ぼくは「リラちゃん」というアダナの、
ゴリラに似た女の子っていうの、知ってる。
同様に、「うーたん」は、
オランウータンに似ている。
(つづく)
※『出前ガンジー』あるいは『ガンジー水戸黄門』の
企画について。
ガンジーさんの行脚先を募集しています。
詳しくは9月24日付けの『ガンジーさん』を
ごらんくださいませ。
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