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422．枕草子みたい。
なんだか、「春はあけぼの」みたいだぞ、
今日のガンジーさん。
とくに、ダジャレも冴えて、さ。
温泉の水がスケベだとは、
思いつかなかった。
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「水を見ずして人生を語るな」
水の演技ってすばらしいとおもうなぁ。
怒り狂い怒涛逆巻く荒海、波ひとつない山間のみずうみ、
遠慮がちに涌き出る川の源流、
ジャンプ一番滝の落下、
そして見えないところでも活躍する水たち。
動物の体内、樹木のなか、地下深くひそんで
出番を待つのもいる。
地熱にあたためられ温泉に変化する水、
みんなにうらやましがられる。このスケベっ！
人工による噴水にしたって
まわりの景色や風のぐあいで千変万化。
見る者にいろんな事を語りかけてくれそうだね。
おのれを律するために
あちこちに、如水会という集いがある。
みずからを無にし社会に貢献しょう。
なんてさんざん社会を食いものにし
口をぬぐって知らん顔をした成金さんたちが
よろこんで参加してるみたい。
湖水は大海を知らない、見ず海！なんちゃって。
山中湖の水とワカサギを太平洋につれだしたら
びっくりするだろうなぁ。
水は動転して蒸発しワカサギはあまりのしょっぱさに
目をまっかにしちゃうかな。
駿河湾の海水が箱根に団体旅行。
リーダーが説明する。
これが、あっしの子〈芦ノ湖）でさぁ。
でも塩っからくないぜ。
そりやぁ塩がねぇさ、今じゃ縁が切れて無塩よ。
みずからを汚し他を清めるは水なり。
飢饉のときの娘さんのようだね。
家族のために身を投じる。
水ってヤツはすごい。
器によって形さえもかえる、どんな色にもなる。
人間はどうだろうか。
生まれた環境をのがれ出世した人は多い。
功なり名をとげてふたたびもとの環境に戻りたがる人、
華僑のようにその土地で骨をうずめ
子々孫々植物のように根を張ろうとする人。
はじめ水が合わないと思ってた人も
そこの水になじむようになる。
人体には６，７０％の水があるというが
土地の水と体内の水はいつまでもケンカしてない。
水こそ平和のシンボルだ。
天から降り、さまざまな色、かたち、場所にあっても
いつかはまた天に戻る。
そしておなじ水となって次ぎの活動をはじめる。
転生をくりかえし未来も永劫なのは水だ。
輪廻なんて仏教でいってるけど
車輪がまわるのは大地あってのこと、
とても水のように千変万化自在な動きはできない。
滝のそばにいると精神がいやされるそうだ。
ホルモンの作用で身体にいいらしい。
すこし離れていても滝は見てるだけでココロが洗われる。
せせらぎもいい、その音もいいね。
岩に砕ける波もいい。
ガンジーは静まりかえった水面を見るより
動いている水が好きだ。
そのくせ不精でなまけ者なのは何故？
人はみなおのれに欠けているものを
求めるもんだからだろう。
愛の恋のといったって
凸と凹の磁石のようなかけひきじゃねぇか。
読者のみなさん、失恋したからって落ち込むな。
水をみならおうぜ。
水もしたたる、みずみずしい、水はいつも新鮮にかえる。
冷蔵庫の氷、と閉じ込められていても
いつかは大海におどりでることができる。
ちょっとの我慢でおおきな展望がひらけるぞぅ！
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滝のそばにいると精神が････っていうのは、
ホルモンの作用だったっけ？？
なんか、イオンがどうしたこうしたかと思っていたけど。
ま、いいや。
（つづく）
※『出前ガンジー』あるいは『ガンジー水戸黄門』の
企画について。
ガンジーさんの行脚先を募集しています。
詳しくは9月24日付けの『ガンジーさん』を
ごらんくださいませ。
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