ご、ごめんください‥‥。
もっと、元気に挨拶せんね!
ごっ、ごめんくださいー!
読者のみなさん、こんにちはー!
彼の名前は武藤といいますー。
ぼくは「ムトゥ」って呼んでますー。
‥‥なぁ、いいん?ほんとに?
よかよか!
なんで遠慮せんならん。
やけどさ、、。
ムトゥの仕事は、なんね?
え?
どげな仕事ばしとらっしゃるとね?
大分県の、宣伝を。プロモーションを。
やろ? で、このコーナーのタイトルは、なんね?
ええと、「プロモーションでごめんください」。
そやったら、よかやん!
大分のプロモーションを、
ぞんぶんにやればよか!
ホラホラ、ごめんくださーい!
ごっ、ごめんくださーい!
そんなわけで、みなさん、
今日は大分県のプロモーションです!
ぼくの古い友人のムトゥが、
「ほぼ日」で大分県のプロモーションが
できないかというので
このコーナーに登場してもらうことにしました。
もちろん、プレゼントもばっちりです!
さ、ムトゥ、しっかりやらんね!
うん。しんけん、がんばるわ!
よーし、大分県のために!
ぐっさん、着替えいいんかな?
えっ? 着替えるの? わあ。
ほぼ日刊イトイ新聞をお読みのみなさんこんにちは!
今日は大分県のことをアピールさせていただきます!
おお、顔つきまで変わった!
持ってるのは、大分特産「かぼす」だね。
はい、おいしい「かぼす」といえば大分です!
大分には、美味しいものがたくさんあります!
かぼすのほかには何がありますか?
しいたけ!
大分特産のしいたけ!
あと、しいたけのたっぷり入った
「きのこカレー」も!
大分のしいたけ、うまかもんねー!
美味しいらしいですよー!
「らしい」?
じつはな、僕、しいたけを食べられんのよ。
‥‥‥‥。
‥‥‥‥。
気を取り直して!
気を取り直して行きましょう!
大分は、美味しいものだけじゃなく、風光明媚!
山も、海も、温泉もあります!
そうそう、そうなんです!
福岡生まれのぼくですが、
大分の魅力に気づいたのは、ごく最近。
ムトゥが大分を連れ回してくれたからなんです。
ぐっさんはかなり大分にはまってますね。
去年1年で、5回は行きました!
自分で行くだけでなく、
ほぼ日の乗組員も数人連れていってますよ。
ありがとうございますー。
そんな大分好きのぼくが撮った写真も交えながら
大分の魅力を紹介してきましょう。
まずは、こんな、おもしろ写真をどうぞ。
あ、これは空港ですね。
手荷物受取の回転台に、しれっとお寿司が。
びっくりしたよー。
荷物を待ってたら、寿司が!
こんなキュートなお出迎えがあるかい。
ちなみにとなりのレーンは、ウニでした。
こころばかりのウエルカム寿司です。
なにしろ大分は、魚がうまいんです。
連れていってもらった回転寿司やさん。
本当に美味しかったなぁ。
その他にも魚はなにが美味しいだっけ?
代表的なもので言うと、関アジ関サバがありますね。
大分のブランド魚です。
あと、魚を醤油に漬け込んだ‥‥。
「りゅうきゅう」ですね。
余った刺身などを醤油だれに漬けたものなんですけど、
すごくうまいんですよ。
りゅうきゅう茶漬けとかもあったよね。
あと、唐揚げ好きなぼくが、絶対に食べるとり天!
鳥のてんぷらですね。
どこの店でも食べられますし、
女子高生がテイクアウトして街を闊歩する姿を
見かけることができたりしますよ。
外はしっとり、中はジューシー。
そこに酢醤油とからしでいただきます。
ふつうの唐揚げより2個くらい多く食べられる気がする。
じつは、大分県は鶏肉消費量が日本一!
とり天だけでなく、唐揚げ屋さんも多いんです。
福岡や大分あたりでは、
「肉屋」という看板がすくなくて
「唐揚げ」と書いてあるお店が
お肉屋さんだったりします。
あと、馬刺しもおいしかったねー。
山口さん、それは熊本です。
‥‥あ。
去年、高原に言ったぐっさんから電話がかかってきて、
「大分最高だー!」って言ってたんだけど、
あれ、じつは熊本でしたからね。
ここは熊本
ここは大分
ま、県境なんて、細かいこと言うなよ!
熊本だって、いいところさ!
それはそうですー。
そういう意味でいうとさ、
他県の素敵な場所も近いし、
いろんな新鮮なものが食べられるのも魅力だね。
そうですね。
じゃ、名所めぐりと行きましょう。
よかねー。
さっき山口さんが、
熊本県から電話をかけてきた場所の
近くにある温泉なんですが、
久住高原コテージ
(竹田市)です。
ここは、本当に絶景です!
こんな露天風呂に数百円で入れるなんて。
しかもBBQができたり地ビールが飲めたり
できたてソフトクリームが食べられたりと、
かなり堪能できます。
レンタカーを借りて向かう道中の景色も
高原好きにはたまりません。
これからの季節は新緑が気持ちいいでしょうね。
ほかにもこんな温泉がおすすめですよ。
夢想園
(湯布院)
湯屋えびす
(別府市)
そして「変わり種」であり、おすすめの湯。
ラムネ温泉
(竹田市)
さあ、この写真、ご注目ください!
私のアーガイルのカーディガンがオシャレでしょう?
そこじゃなくて!
失礼しました! 看板のイラストにご注目を!
のんびりして、かわいらしい、このテイスト。
じつはここの温泉、
「黄昏」
でお馴染みの南伸坊さんが
トレードマークを描いてらっしゃるんです。
ここの温泉は名前の通り、発泡温泉なんです。
天然のバブです。
発泡しているのを楽しむために温度は低めですが、
じっと入っていると体中につく泡で
体がほんわりしてきますよ。
ここの温泉のタオルがまたかわいい。
おみやげなどにもいいと思いますよ。
あと、大分は温泉の湯量日本一だけあって、
無料で入れる公衆浴場なんかもたくさんあります。
ラムネ温泉からちょっと歩くと
「ガニ湯」という、見た目が蟹みたいな
小さい公衆浴場があります。これです!
露天です。
しかも、けっこう、見られそうな場所にある。
橋の下でこっそりと脱衣しまして、
どぼんといくわけです。
入ってしまえば案外平気です。
こんな感じで?
脱衣はこんな感じで?
そうそう、そういう感じです。
写真のひとたちは、
御社の
さんと
さんに似てますね。
似てますね。
ほかに、おすすめの温泉はありますか?
大分は入る温泉はもちろんですが、
見る温泉もありますよ。
地獄めぐり!
そうです。
各種の地獄をめぐるのもなかなか楽しいんですよ。
温泉たまごもあって、お腹も満たされます。
鬼もいます
見てるだけでも温泉のいい香りがしてくる。
この他に、温泉のお湯を使った
「蒸す」というホスピタリティ、
つまり「蒸すピタリティー」あふれた温泉がこちら。
地獄蒸し工房鉄輪
(別府市)
に似た人が「蒸すピタリティー」を
体感しているね。
ほんとですね。
ここは、蒸したい野菜や魚介を買っていくと、
地元のおじちゃんおばちゃんがマンツーマンで
蒸し方を教えてくれてその場で食べられるという
美味しいうえに、おもしろいところです。
極めて個人的なおすすめですが、
あらびきのソーセージは絶品です。
さぁ、それでは他の名所に行ってみましょうか。
ぐっさん、マイナスイオンはお好き?
好きです。
そんなあなたにはこちら。
原尻の滝
(豊後大野市)
なんと! ナイヤガラが日本に?
大分にあったんですねぇ。
しかもですよ、よく見てください。
滝の上を車が走ってるでしょ?
この滝は上に道があるんです。
マイナスイオンドライブを
ぜひお楽しみください。
ここは見た目以上に
行くといいところだったなぁ。
滝の上を通れるってのはなかなかないんじゃないかなぁ。
マイナスイオンを満喫する西田
芝生がうれしくて転がるオトヤ
吊り橋もあります
こうやってマイナスイオンに体を
浴びまくっていると
コーヒーとか飲みたくなりません?
なるなる。
ここから少し車で走ったところに
森の中にひっそりとあるカフェがあるんですよ。
あまりにひっそりしすぎていて、
住んでいる僕ですら、はじめは、
3回に1回くらいしかたどり着けませんでした。
yamacafe(豊後大野市)
大分県豊後大野市緒方町平石2433
すっごいよかったー、ここ。
建物もオーナーさん作ったらしく、
どこもかしこも工夫されていて、
全体的にかわいらしい。
パンもランチもとても美味しいですよ。
ここのパンは地元の人も買いに来るほどです。
ときどき農作業してたおばあちゃんが
もんぺ姿のままパンを買って帰る
微笑ましい光景も見られます。
さぁ、コーヒーを飲んだら、もう一箇所。
マイナスイオンが無尽蔵に湧き出る場所に行きます。
山越えますよ!
男池
こんこんと湧き出る湧き水が
とってもきれいな場所でした。
オトヤのお気に入りスポット。
携帯に収めるオトヤ
うっそうとした森
滝もあります
この男池、夏になるとおみやげ屋さんで
冷やしトマトやそうめんが食べられて、
これまた素敵です。
もっと伝えたい事はたくさんありますが、
このへんで終わりにしまして、
あとは実際に遊びに行ってもらって
実感していただければ!
これからの季節、
大分の高原は新緑に変わって、
とてもいい時期になりますよ。
ぜひ遊びにきてくださいねー!
最後は、まるで映画の
『スタンド・バイ・ミー』のような
大分旅行の写真をご覧いただきながらお別れです!
ありがとうございました!
鉄道好きにはたまらない?
山から電車が出てくるトンネル。(2両)
素敵な橋ですが幅が狭いので
車が来ると走ってわたらないと通れません。
最後は『スタンド・バイ・ミー』じゃなくて『グーニーズ』?
幽霊船が停泊していたので撮っておきました。
そんな大分へ、みなさん、ぜひどうぞー!
東京、銀座にある
「坐来 大分」
は一般的なアンテナショップとは違い、
大分料理を本格的にお楽しみいただけるレストランになっています。
関アジ・関サバは、毎日大分から直送!
東京にいながら大分の豊かな味を堪能できます。
地酒も各種取り揃えていますので、
お酒好きな方にもお勧めですよ。
厳正なる抽選の上、
当選者には、景品送付先をお尋ねする当選通知メールを
差し上げますので、必ずご自分のメールアドレスで
ご応募くださいね。
※応募は閉め切りました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
2012-03-30-FRI
(C)Hobo Nikkan Itoi Shinbun