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ほぼ日 |
じゃあちょっと、
具体的にどんなハラマキになるのか、
描いていただけますか。
スケッチブックを持ってきましたので。 |
タナカ |
うん。
でもね、なんかもう、
ここにお盆があるんだけど。 |
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ほぼ日 |
あ(笑)。 |
タナカ |
こういうのでいいんですよ、もう。 |
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ほぼ日 |
はい、そういうの。 |
タナカ |
だから‥‥(描く)。 |
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タナカ |
ま、印刷のこともありますでしょうから。
こんな線で。 |
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ほぼ日 |
印刷というか、編むものなので。 |
タナカ |
そうか、編むもの。 |
ほぼ日 |
色もいちおう2色で。 |
タナカ |
2色、なるほどね。
でもまあ、ぞれでもほんとにね、
単純にこういうのでいいんです。
ほら。 |
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ほぼ日 |
木目。 |
タナカ |
木目。
なりたいの! 樹に! |
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ほぼ日 |
すごいですね(笑)。 |
タナカ |
これさえ実現できれば
ほんとにいいなと思うんですよね。 |
ほぼ日 |
たいへん明確なビジョンで。 |
タナカ |
ええ。
これはやりたいですねえ。 |
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ほぼ日 |
はい。 |
タナカ |
考えてみるとね、
そう言えばハラマキって
基本形態がこうじゃんって思うんですよ。 |
ほぼ日 |
ん? どういうことですか? |
タナカ |
こうじゃないですか、
バカボンのパパも。
ハラマキ自体がそもそも昔から
この要素を持ってたんですよ。
こういうタテの線(描く)。 |
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ほぼ日 |
あー。 |
タナカ |
これ、樹の要素でしょ。
だって、タテの線じゃないですか。
茶色いタテの線。
それは、樹やからね。
バカボンのパパ、ここ樹じゃん。 |
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ほぼ日 |
そう言われると‥‥。 |
タナカ |
ハラマキ自体に、
もともと樹の要素が入ってるんです。 |
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ほぼ日 |
なるほど。
じゃあカツキさんのアイデアは、
そもそものハラマキの形に
ちょっと戻すような感じでもありますね。 |
タナカ |
そうです。 |
ほぼ日 |
はあーー、木目ですか。 |
タナカ |
うん。
で、ついでに言うと、
樹も風邪ひくらしいからね。 |
ほぼ日 |
樹が? 風邪を? |
タナカ |
そう。
だからよく、樹がハラマキしてるでしょ。 |
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ほぼ日 |
あー、してます!
ワラの。 |
タナカ |
そうそう、ワラの。
してるじゃないですか。
だから樹も寒いんです、風邪ひくんですよ。 |
ほぼ日 |
はあー、樹もハラマキを(笑)。
いや、たしかにしてます。 |
タナカ |
そうなの。 |
ほぼ日 |
してますね、冬。 |
タナカ |
そうなんですよ。
だからハラマキの究極は、ワラだよね。 |
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ほぼ日 |
ワラ。 |
タナカ |
そう、次はワラだと思うんですよ。 |
ほぼ日 |
素材がワラのハラマキですか。 |
タナカ |
そうそう、ワラを売る。
ワラを「ほぼ日」からお届け。 |
ほぼ日 |
ワラは、あたたかいですもんね‥‥。 |
タナカ |
いい匂いするしね、ワラ。
でもチクチクするけど。 |
ほぼ日 |
なんか、すごい‥‥。 |
タナカ |
はい。
いましゃべったことをまとめていただいたら、
ぼくの言いたいことは、
明確に伝わると思いますよ。 |
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ほぼ日 |
明確ですね。 |
タナカ |
はい。 |
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(明確です。つづきます) |