abet
ほぼ日ハラマキ応援企画 はらよわ男の座談会。 (ジュエリー仕様)
第7回 ハラマキには樹の要素があるんです。
ほぼ日 じゃあちょっと、
具体的にどんなハラマキになるのか、
描いていただけますか。
スケッチブックを持ってきましたので。
タナカ うん。
でもね、なんかもう、
ここにお盆があるんだけど。
ほぼ日 あ(笑)。
タナカ こういうのでいいんですよ、もう。
ほぼ日 はい、そういうの。
タナカ だから‥‥(描く)。
タナカ ま、印刷のこともありますでしょうから。
こんな線で。
ほぼ日 印刷というか、編むものなので。
タナカ そうか、編むもの。
ほぼ日 色もいちおう2色で。
タナカ 2色、なるほどね。
でもまあ、ぞれでもほんとにね、
単純にこういうのでいいんです。
ほら。
ほぼ日 木目。
タナカ 木目。
なりたいの! 樹に!
ほぼ日 すごいですね(笑)。
タナカ これさえ実現できれば
ほんとにいいなと思うんですよね。
ほぼ日 たいへん明確なビジョンで。
タナカ ええ。
これはやりたいですねえ。
ほぼ日 はい。
タナカ 考えてみるとね、
そう言えばハラマキって
基本形態がこうじゃんって思うんですよ。
ほぼ日 ん? どういうことですか?
タナカ こうじゃないですか、
バカボンのパパも。
ハラマキ自体がそもそも昔から
この要素を持ってたんですよ。
こういうタテの線(描く)。
ほぼ日 あー。
タナカ これ、樹の要素でしょ。
だって、タテの線じゃないですか。
茶色いタテの線。
それは、樹やからね。
バカボンのパパ、ここ樹じゃん。
ほぼ日 そう言われると‥‥。
タナカ ハラマキ自体に、
もともと樹の要素が入ってるんです。
ほぼ日 なるほど。
じゃあカツキさんのアイデアは、
そもそものハラマキの形に
ちょっと戻すような感じでもありますね。
タナカ そうです。
ほぼ日 はあーー、木目ですか。
タナカ うん。
で、ついでに言うと、
樹も風邪ひくらしいからね。
ほぼ日 樹が? 風邪を?
タナカ そう。
だからよく、樹がハラマキしてるでしょ。
ほぼ日 あー、してます!
ワラの。
タナカ そうそう、ワラの。
してるじゃないですか。
だから樹も寒いんです、風邪ひくんですよ。
ほぼ日 はあー、樹もハラマキを(笑)。
いや、たしかにしてます。
タナカ そうなの。
ほぼ日 してますね、冬。
タナカ そうなんですよ。
だからハラマキの究極は、ワラだよね。
ほぼ日 ワラ。
タナカ そう、次はワラだと思うんですよ。
ほぼ日 素材がワラのハラマキですか。
タナカ そうそう、ワラを売る。
ワラを「ほぼ日」からお届け。
ほぼ日 ワラは、あたたかいですもんね‥‥。
タナカ いい匂いするしね、ワラ。
でもチクチクするけど。
ほぼ日 なんか、すごい‥‥。
タナカ はい。
いましゃべったことをまとめていただいたら、
ぼくの言いたいことは、
明確に伝わると思いますよ。
ほぼ日 明確ですね。
タナカ はい。
(明確です。つづきます)



2010-08-02-MON

(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN