── | お昼を食べまして、こんどは、 プロパックというお店に来ました。 プロ用の食材と、パッケージのお店です。 すごいですね。店、始められますね、ほんとに。 |
飯島 | そうですね。アイスの下のコーンとかって こういうとこに来ないと売ってないんですよ。 |
重松 | あ! ドレンチェリーが! |
── | バタークリームのケーキにのせるような 真っ赤なゼリー状のチェリーですね。 |
飯島 | すごいですね。 |
重松 | すごいね。こういうとこにあったのか。 俺、子どもの頃、ほんとに、ドレンチェリー、 腹一杯食いたかったんだよ。 |
── | 今の子、知らないかもしれないですよ。 |
飯島 | かもしれないですね。 |
重松 | ほら。でっかいコンビーフ。 |
飯島 | ツナ缶もすごい大きさです。 いろんな冷凍ものもあります。 食品メーカーの有名なカレールーだって おおきなパックで、 粉で売ってるんですよ。 刻むの大変じゃないですか。 板じゃなくてさらさらになってる。 |
── | その方が溶けるからいいですね。 |
飯島 | そうなんですよ。 |
重松 | ねえ。 |
── | え、S&Bディナーカレー、安! 1キロ入ってこの値段! |
重松 | こくまろとか、小売で買うともっとね。 |
── | 絶対この方がいいですね。 そうか、ここに来ればいいんだー。 キャンプ用とか、 ここで買うといいですね。 |
重松 | あ、そうか。 |
── | スパイスも安いです。 量も滅茶苦茶多くて、安いです。 |
飯島 | 安いです。クミンシード、287円ですよ。 |
── | ただ、それほど使わないんですよねー。 |
重松 | すごい、すごい、面白い。 絶対こんなに使い切れないけど、 おろしニンニクとか、 一生、使い切れないかもしんないけど、 何か欲しいよ。 |
── | うーん、欲しい。 |
飯島 | (笑)。 |
重松 | 便利だもん。 |
── | 便利ですよー。 |
重松 | いろんなサイズがあるね。これ、わさび。 |
── | それも、それほどは、使わないですね。 |
重松 | あ、これ、あれだよ。ジャムとマーガリンが 両方入ってる。給食の! パキンて割ってね。あ、紅ショウガ。 |
── | ‥‥絶対使い切れないですって。 |
飯島 | ポテトサラダもある。 |
── | もう一気に使う機会がないと 買っても無駄にしちゃいますって。 |
重松 | でも何か、ほんと文化祭とかでさ、 ここ来たら、ね。 |
── | まとめて要りようなときは ほんとうにいいですよね。 さて、エレベーターで上に行きましょう。 飯島さんのおすすめの パッケージ売り場に行きましょう。 4階、食品包材、資材のフロアへ。 (エレベータに乗る) |
一同 | (4階でエレベータのドアが開く) わ、わあ。 楽しそう! |
飯島 | いいですね。 これ、あれじゃないですか。 ハワイのかき氷、 こういうのに入れてくれますよね。 こぼれないんです。 |
── | へえ。かき氷の容器だけで こんなにたくさん。 しかもまとめ売り、って、 そりゃそうですよね。 |
飯島 | このエビ串っていうのは細くて、 すごい使い勝手がいいんです。 |
重松 | エビ串? |
飯島 | エビをまっすぐにしたいときに刺して 使うんですよ。 細いから銀杏も割れないんです。 |
重松 | あるんだ、こういうの。 |
── | すごい。ないものはなさそう。 |
飯島 | これはアイスキャンディの棒。 |
── | ああ、アイスキャンディの。 それをいつまでもしゃぶってる味、 想い出しました。 |
重松 | この味、な! |
── | その味、です! |
飯島 | こういう旗も。 |
── | 万国旗つきの楊枝ですね。 |
重松 | こんなのさ、俺、外国へのお土産にも いいと思うんだよ! |
飯島 | あ、いいですね。 |
重松 | 銀座や青山で探すより、 ここで探せばいいんだな。 今、ほんと思ったなあ。そうだよ。 |
── | 覚えときます。 |
重松 | 俺も覚えとこう。 |
飯島 | これは焼き肉の。 |
重松 | 使い捨ての紙エプロン! |
飯島 | この紙皿もちっちゃくて可愛いと思いませんか? |
重松 | あ、ね、これ、結構丈夫なんだよね。 焼き肉のタレ入れても全然ね、へたらない。 |
── | こちらはアメリカ映画で 中華屋さんからテイクアウトして 炒飯食べるような容器。 |
飯島 | お弁当屋さん、始められますね。 |
── | こんな、いっぺんに見たの、 生まれて初めてですよ。 われわれ、興奮しすぎですね。 |
飯島 | (笑)そうですよね。見ないですよね。 |
── | こちらは電子レンジ対応容器です。 |
飯島 | コンビニ弁当が入っているような。 あっちにお赤飯とかちょっと詰められるような、 使い捨てのお重もありますよ。 |
重松 | お重だ。赤飯箱だ。 丈夫にできてる。 3回は使えると思うね。 |
飯島 | 竹皮容器もありますね。 |
── | 1パック100枚ですよ。 なかなか使いきれないです。 |
重松 | これはお肉屋さんの包み紙だ。 お店屋さん、開けるくらいあるね。 |
飯島 | 買っちゃおうかな‥‥。 |
── | こちらには、ケーキ入れる箱。 これは、マカロンケースですって。 マカロンケースかぁ、そういう時代なんだ。 マカロンケースがあるんだ。 |
飯島 | わ、すごい。いろんなお箸もあります。 箸袋もいろんなデザインがある。 |
重松 | お店したくなるよね。 「ひとり鍋の店」なんていいんじゃない。 寂しいやつばっかりが集まってさ。 ほら、固形燃料もこんなにある。 固形燃料っていいじゃない。 固形燃料でひとり鍋だよ。 |
── | ひとり鍋「しげ松」。 |
重松 | 小説のネタになりそうだ。 |
── | (笑)たのしみにしてます。 |
飯島 | 重松さん、私が最近お気に入りの 卓上コンロ、この大きさなんですよ。 大きいコンロってテーブルいっぱいに なっちゃうじゃないですか。 |
重松 | あ、そうか、おっき過ぎるってことか。 |
飯島 | でもちょっと湯豆腐を、とか、 おかずの1つとして鍋が食べたいときもあるでしょう。 |
── | なるほど! |
重松 | そうか、俺の、結構おっきいな。 |
飯島 | あと、すごく小さいのも便利です。 |
重松 | 何かいいな、1人ぼっちで。 |
一同 | (笑)。 |
重松 | ねえ、可愛いねえ。可愛いな、これ。 (プロパックの4階は、 しろうとのたがを外す何かが! そしてなぜか「ひとり鍋」に魅かれる重松さんです。 つづきます〜) |
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