その2034
みなさん、こんにちは。
はい、こんにちは。こんにちは。
きょうは、「子どもの言いまつがい」です。
こどもは、あんまり、しらないから、
「言いまつがい」は、ふつうなので、
いつもは、のらないけど、
こういうときに、たくさん、のる。
おもしろいとおもいます。
さいごまでよんでね。あとでね。
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たぶんママとパパ、
両方に聞いてほしかったのでしょう。
あるいは、
どちらでもよかったのかもしれません。
4歳の女の子が、ママとパパが
話をしているところへ駆け寄ってきて、
もどかしそうに呼びかけました。
「マパ!」
笑い転げる両親の前で、
彼女はちょっと恥ずかしそうでした。
(目撃者)

私が小学生のときのこと。
下校途中に鎖でつながれていない
放し飼いの犬がいました。
驚いた私は急いで帰って
母にこう言ったそうです。
「犬が、はながれていたよ!」
なんとなく通じますよね?
(なおきちび)

地域の防犯パトロールに参加した次の日、
当時3歳の娘が自信たっぷりにこう言った。
「ねえ、昨日
 バターロール行ったよね」
なんかおいしそうで、いいな。
(おの)

先日の我が家の晩ごはんは「餃子」でした。
餃子のつけだれは、
おのおの好き勝手にラー油を入れたり、
酢を入れたりして楽しみます。
すると突如、3才の息子が
スポンジ!
 スポンジとって!」と。
なんでしょう?
彼が指差したものは、「ポン酢」でした。
おしい!
(ぽん)

5歳の娘が得意げな顔で言いました。
「お母さん、
 あたしのマゴにしてあげようか?」
‥‥‥‥孫?
何が悲しくて自分の娘の孫にしてもらうんだ?
口の中で「まご、まご、まご‥‥」と
何度か繰り返し、わかってしまいました。
「あんたそれ、弟子でしょう?」
娘は一瞬考え、「そうそう、それ」と。
孫から弟子を導き出した自分を
誇らしく思うと同時に、
とてもすっきりしました。
(でんたろう)

子供が2歳のころ、庭から
「ちょうしんき、
 ちょうしんき‥‥」

と変な呪文が聞こえてきます。
見ると家庭菜園から
オクラを収穫しようとしているようで、
そーっと大事そうにさわろうとしています。
あのねそれは
「慎重に、慎重に」だと思いますけど‥‥。
(k)

ある日、小3の娘がふと言いました。
「○○ちゃんのお父さんって、
 映画館で働いてるんだよね。
 かっこいいなぁ」
‥‥ん? ○○ちゃんのお父さんは
確かお役人だったはず?!
「だってさあ、
 コーセーロードショー
 っていう映画館で仕事してるんだって。
 この前なんか仕事で
 パリに行ったんだってよ!」
そうかあ、娘よ、君には厚生労働省っていう
お役所なんて関係ないからなあ。
(ザキ)

今日、うちのムスコは、
「何歳?」ときかれ、
「2さいななキャベツ」
と言っていました。
(えるまーママ)
これで、きょうのぶんは、おわりです。
どうでしたか。おもしろかったですか。
ぼくは、おもしろいとおもう。
こういうのを、しっていたら、
しってるひとは、おしえてください。
「投稿する」というところをおしてね。
じゃあ、またね。ありがとうございました。

イラスト:しりあがり寿
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2009-09-09
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN