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その2123 |
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短いネタが連なって
1回の更新分を形成し、
それが2000回以上も続いているという、
この「言いまつがい」。
そういった構成が生みだす利点として、
5分の時間をつぶすにも最適ですし、
50分の時間を消費することにも対応します。
そんなことはともかく、
お馴染み、元祖「言いまつがい」。
最後まで、ごゆっくりお楽しみください。 |
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ある日テレビを見ていた夫が言いました。
「これぞ名人芸の
うこっけいだ!」
‥‥たぶん「真骨頂」のことだと思います。
「烏骨鶏」と「真骨頂」。
気持ちはわかるような気がしますが、
よく見ると「ほね」しかあってません。
(愚の骨頂) |
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お盆に実家に帰りました。
朝、台所で洗い桶に残った水を
庭に手でまきながら母が言いました。
「シャクシが欲しいわ!」
「それってヒシャクでしょ‥‥」
夕暮れ時、野菜を洗ったあとの水を
再び手で庭にまきながら、
母は言いました。
「やっぱりヒャクシが要るわ!」
どうしても最後は
「シ」で終わりたいようでした。
のどかなお盆のひと時でした。
(夏より冬が好き) |
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ドトールコーヒーでのこと。
前のおじさんが
「お茶のテラス」と注文した。
お茶のテラス? と思っていたら、
店員の女の子、あわてず騒がず
「抹茶のラテですね」と。
なるほど。
(マサミ) |
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毎日似た事件が続いていたある日、
ニュースを見ていた母がひと言。
「あー、こりゃあ、
モウコハン(蒙古斑)だな」
お母さん?
それは、モホウハン(模倣犯)では?
ケツ青くしてどうしますか?
(しもぞの) |
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職場に得意先の
「Nアセットマネジメント」
というところから電話がありました。
あちらがその会社名とお名前をおっしゃって
「いつもお世話になっております」
と続けようとしたところを、私が同時に
「お世話に‥‥」とかぶせてしまったので
お互いにちょっとあわててしまいました。
私はそのまま勢いで言い切ったのですが、
あちらの方は丁寧に言い直そうとして、一言。
「いつ‥‥、あ、い、
いつもアセットになっております」
思わずつっこみそうになりましたが、
何事もなかったかのように
そそくさと用件をおっしゃったので
そのまま流すしかありませんでした。
でもためしに自分で口に出してみると、
間違うのもわかる気がしました。
(いつになっても電話は苦手) |
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アメリカに長く住んでいた頃、
日本語の能力が極端に落ちてしまい、
「清掃車・ゴミ収集車」
という単語がどうしても出て来ず、
思わず「ゴミぐるま」と言ってしまい、
同僚に笑われました。
英語の「garbage car」の直訳かと。
(ゼロリンガル) |
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犬の散歩の途中にあった出来事を
ムスメに伝えようとあせったわたしは、
「さんちょのぽちゅうでさぁ〜」
って、話を始めてしまった。
「さんちょのぽちゅう」って‥‥。
なにを話したかったのか
すっかり忘れてしまった。
(バンドリ) |
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あ、「言いまつがい」だ!
と思ったら、忘れるまえに
「投稿する」ボタンを押してください。
いや、忘れちゃいますから、ほんと。
立ち上がった新規ウインドーに
ことのあらましを簡潔に書き表し、
できたところで送信ボタンを押してください。
それでは、また明日、この場所で。 イラスト:しりあがり寿 |
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2009-12-07 |
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