その2479
日曜日、いかがお過ごしですか。
さすがに、寒くなってきましたね。
いえ、うちの近所は、まだまだですわ、
っていうところもあるかと思いますけど、
平均的には、かなり寒くなってきましたね。
どうぞ、あたたかくして、
週末恒例の「まつがい」特集でも
のんびりお読みください。
今日も、愉快な話がそろってます。
「言いまつがい」を投稿する
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夫と二人で外出していたとき
夫の口の端に何かついていたので
「これで拭いたら」とバッグから
ハンカチを取り出し渡しました。
口を拭いて返ってきたものを
バッグに入れようとしたとき
それが、私が履かずに持ってきていた
靴下であることに気づきました。
周囲の目も気にせず、二人で大爆笑でした。
(木綿の靴下)

仕事であまり計算をしない同僚は、
マイ電卓を箱にしまっています。
あるとき、電卓を箱から出し、
箱を指先でちょんちょんと叩いて、
「あっ」と言いました。
電卓の箱には電卓の写真が
印刷されているので、
まつがっちゃったようです。
(ほかつ)

先日、夜中3時くらいに
外のポストを確認に行きました。
ウチは戸数の少ないオートロックのマンションで、
ポストは門の外にあります。
ガチャンと門が閉まった途端、
カギを忘れたコトに気づき、
一瞬頭が真っ白になりました。
誰かに電話しようにも携帯がない‥‥
誰かのとこに行こうにもお金がない‥‥
しかもTシャツにパジャマにサンダル‥‥
どこか起きてる部屋の
チャイムを鳴らして開けてもらうか‥‥
本当に「途方に暮れる」という意味が
わかった気がしました。
門の前にしばらくしゃがんでたら、
遅くに帰ってきた人がいて、助かりました。
(あ)

小さい頃、父の膝の上が私の特等席でした。
父がビールとおつまみを用意して
テレビの前に座ると、
私が膝の上にのっかって、
父のおつまみを時々手を伸ばして食べる‥‥。
そんな光景が当たり前の毎日でした。
ある日、父がテーブルの上にこぼした
さきいかを口に入れた途端、
「あぁ!!」と言う声が‥‥。
なんと私が口に入れたものは、
父がナイフで切り取った
「足裏のたこ」でした。
その切り口といい、形といい、
さきいかそっくりだったのです。
父は切り取った戦利品を捨てないで、
テーブルの上に並べるという
変な癖があったのを忘れていました。
いかを食べたつもりがたこ、でした‥‥。
その日から父の膝の上には乗らなくなりました。
(みーさん。)

鰹節からダシをとったダシ汁
麦茶用のガラスポットに入れ、
冷蔵庫に入れておきました。
ふと見ると、少し減っています。
流しにコップが‥‥。
「誰か、これ飲んだ?」と聞いてみると
静かに手を挙げる5歳の娘‥‥。
私「どんな味だった?」
娘「‥‥魚の味のお茶?」
お茶と間違えて飲んだようですが、
意外と舌は確かで、びっくり!
一口飲んでみて、おかしいと思わず
魚の味のお茶なんて、
まつがっているけど、当たってる?
(ゆうぴん)

ある早朝、
「なあ〜、おかん〜〜」という
次女の呼び声が階下からするので
寝ぼけ頭で
「なに〜?」と起き上がりましたが
次女は二階のベッドで寝ていました。
あれ? っと思ったら
それは
カラスの鳴き声でした。
(カラスの母さん)
読み終わったところで
投稿に移行してみるというのはどうですか。
「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましをだいたいの感じで書いて
できたところで送信ボタンを
ためらわずに押していただければOKです。
どんなにおもしろい「まつがい」も、
意外にすぐ忘れちゃいますから
どうぞ、覚えているうちに
メールしてくださいね。それではー。

イラスト:しりあがり寿
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2010-11-28
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN