その2486 日曜日、いかがお過ごしですか。 まずまずですか？　ぼちぼちですか？ そこそこですか？　ほどほどですか？ うんうん、そのくらいが、 いちばんいいんじゃないですかね。 ちょっといい、くらいの日曜日、 お馴染みの「まつがい」特集で どうぞ、のんびりおくつろぎください。 お時間があれば、バックナンバーもどうぞ。

マグロの缶詰を使った 簡単料理をテレビで見た。 早速、作ってみようと思いスーパーへ行った。 「マグロの缶詰２缶150円」の 特売が目に付き、迷わず買った。 さて、料理する段になり、 なぜかかわいい猫の絵柄が‥‥ よく見ると、猫缶！ 食べる勇気がなくて、 そのまましまってあります。 （ねこじゃらし） 暑い夏の日。 母は、冷蔵庫からアイスコーヒーを取り出して、 グラスに注ぎました。 氷も入れて、ミルクも注ぎました。 さて、飲もうと口に持っていったところで、 気付きました。 おいしそうな「めんつゆ」のかほり‥‥。 アイスコーヒーとめんつゆを ドアポケットに並べておくのは危険です。 （コーヒーゼリーを丼で作るのがすき） ロンドンで働いています。 会社の隣の席の同僚は、 美人でさばさばした性格、 オフィスでも人気者です。 そんな素敵な彼女の最近の出来事。 仕事帰り、ちょっと同僚と 一杯飲もうとパブ（飲み屋）へ。 ドリンクをオーダーし、 お財布を出そうとかばんをチェック。 「あ、財布がない！」 オフィスに忘れたようです。 ここは他の同僚のおごりで気持ちよく飲んだ後、 家路に着き、家の近くの駅まで到着。 ふと、家に食材がないことに気づき、 駅近くのスーパーへ。 一通り商品を選んでレジへ並び‥‥ 「‥‥財布がないんだった！！」 仕方なく商品を戻し、泣く泣く帰路へ。 傷心（？）で家へと向かうと、 家の近くには日本でいうコンビニ的なお店が。 情けないやら悲しいやらで、 もう一杯飲まずにはいられなくなり、 ビールを買いにお店へ。 目的のビールを手に、もちろんレジへ。 「‥‥財布‥‥」 とことん打ちのめされて 家へたどり着いたそうです。 （「二度あることは三度ある」の実体験） スーパーの駐車場で、５歳くらいの女の子が パパに身障者スペースのことを聞いてました。 「あそこはなに？」 「あそこはね、 　体の具合が悪い人とかが車を停める所だよ」 ちょうどそこに駐車したのは、 どう見ても健常者の兄ちゃん。 「パパ、あの人はどこか悪いの？」 一瞬の間の後、パパ。 「うん、あの人は頭が悪いんだな、たぶん」 （父ちゃんナイス） お客様のお会計でレジを打ち、 満面の笑顔で、 「ちょうど３千円ちょうだいいたしました！ 　こちら、レシートでございます！」 と、手渡したものが、 いつもよりボリュームあるな〜と思ったら、 いただいた３千円を レシートと一緒に付き返していた。 きっちり固まっておられた、 正直なお客様に２倍の感謝！ （おんじ）

こういうのがたのしく読めるとしたら わたしの「まつがい」も けっこういいんじゃないかな、 と思ってらっしゃる方は 「投稿する」ボタンをクリックして どうぞわたしたちにメールしてください。 心に残るエピソードをだいたいの感じで 書いて送ってくださいね。 お気軽にご参加くださいませー。 イラスト：しりあがり寿

2010-12-05

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN