その2565
ハロー、スーザン。
キミはジョークが大好きだったな。
そう、いつだってキミは
ジョークとひまわりのタネが大好きだった。
そんなキミに、またしても日本から
ジョークをたくさん仕入れたので送ろう。
そう、現地じゃ「言いまつがい」って
呼ばれている、例のあれさ。
ともあれ、実際、私があなたに送る、
続いていく、ことばの、ひとかたまりは、
遅かれ早かれ、あなたを高くドライブする、
そういうことが決定的な予想でしょう。
じゃ、最後までたのしんでくれ。
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現在アメリカ留学中。
時々授業でグループワークがあります。
先日みんなで教科書を
輪読していたときのこと。
「She is selfish.
 (彼女はわがままだ)」
と書いてあるところを、
アメリカ人の一人が素晴らしい発音で
「She is shellfish.
 (彼女は貝だ)」と読んでしまい、
言った後、本人大笑いしてました。
(るー@彼女は貝になりたい)

アメリカに留学して2年目くらいのころの話です。
日本人の友達と韓国人の男の子と
3人で英語で話していたときに、
「今学期は」と強調して言いたかったところを
「This 学期」とはりきって言ってしまった。
韓国人の男の子はぽかん、友達は爆笑。
ラッパーのようなしゃべりかたになってしまった。
(日本語も英語も話せるけどどっちもうまくない)

中学生のころ、和訳の試験でうっかり
daughter(娘)」と
「doghouse(犬小屋)」を
読みまつがえたために、
「私は彼の為に娘を作りました」という、
妹が欲しい息子の要望を聞く
親のような解答をしてしまいました。
この解答を不思議に思わなかった思春期。
(ちえ)

今日の英語の授業でのことです。
「It was invented by a Frenchman,
 Loui Braille.
(それはフランス人の
 ルイ・ブライユによって発明された)」
という英文の訳を、ある男子が
「ルイ・ブライユが
 フランス人を発明した」

と言っていました。
フランス人を発明した
ルイ・ブライユを尊敬します。
(点字)

公共図書館で働いています。
先日、カウンターに入っていると、
外国人留学生の若い男性に尋ねられました。
「あした、ヒマですか?」
我が耳を疑い聞き返しましたが、
また同じことばが。
まさか、こんなところでナンパ?
なんてオープンな! と、思ったのですが、
そんなことはないはずだと思考をフル回転。
「ヒマ=空いている=開いている=開館」
と思いつき、
「はい、やっています」と答えると、
彼は笑顔でうなずき去っていきました。
日本語って難しいですね。
(アラサー独女)

中学生になりたてのころ、
英語の時間に当てられた友人の答え。
先生「りんごは?」
友人「アップル」
先生「地図は?」
友人「‥‥ミャップル」
‥‥マップでいいのに。
それ以来、卒業までのあいだ、
友人は「ミャップルさん」という
あだ名から逃れられませんでした。
(よしえ)
HAHAHAHAHAHAHAHA!
いやぁ、ニッポン人っていうのは
ほんとうにユニークな人たちだ。
キミも、こういうジョークを知ったら
「投稿する」ボタンをクリックして、
メールで教えてほしい。
それじゃまた、セバスチャンの店で。
ひまわりのタネよりは、
ミックスナッツのなかにはいっている
ばかでかいコーンが大好きな、ジミーより。
PS:
とにかくもう、犬の毛が‥‥。

イラスト:しりあがり寿
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2011-02-22
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN