その2566
うー、寒いねぇ。まだまだ春は遠いよねぇ。
しかしさぁ、それにしてもさぁ、
世の中には「固有名詞」が多いよね。
人名、作品名、タイトル名、などなど‥‥。
こんだけ「固有名詞」が氾濫してちゃ、
「言いまつがい」だって起こるよね。
てなわけで「固有名詞の言いまつがい」を
ずらっと並べてみましたよ。
最後までどうぞのんびりお楽しみください。
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まだ、「マツモトキヨシ」という
店名が珍しい響きだった頃。
友人達とランチを終えての帰り道、
ふとドラッグストアに
立ち寄ることが頭をよぎり、私が発した言葉。
「ちょっと、
 マツカタヒロキに寄って帰るわ!」
友人たちは一瞬の沈黙の後、
爆笑となったのでした。
(m)

予備校生の長男が言いました。
久米宏ってジブリだっけ?」
久米さんとジブリの関係が
さっぱりわからなかったので
「久米さんは
 元TBSのアナウンサーだけど‥‥」
と言うと、
「あ。間違えた。久石譲だ」と。
「久」しかあってないし。
(来春の受験が心配)

ガイドブックを見ていたら、
母親が覗き込んで
「それ、るるる?」と。
るるぶだよ。
(気分はそんな感じ♪)

ヤスウラミツコはおもしろいよねえ」
と友人に言ってしまい、
一瞬、通じませんでした。
「おもしろい」と言っておきながら
お名前間違えてすいません光浦さん。
(ラ石)

マンガの話題で盛り上がって。
友人「大島弓子のアレが好き!
   ほら、あの‥‥
   『猫の惑星』!?」
私「‥‥『綿の国星』?
言いたいことは、わかっちゃいますよ。
(ねぎ)

姉「今の時間テレビ何やってる?」
妹「ん〜?(新聞のテレビ欄を見る)
  ‥‥『いい夢旅気分』
(それって結局どこにも行ってないのか?)

日頃から言いまつがいの多い、うちの嫁。
先日、テレビのチャンネルを変えていると、
映画をやっていました。それを見て‥‥。
嫁「これ、なんの映画だろう?」
私「韓国映画かな」
嫁「あー、あれじゃない?
  『僕の彼女は凶暴です』
私「‥‥それはなんのカミングアウト?」
おそらく、韓国映画の
『猟奇的な彼女』と『僕の彼女を紹介します』が
まじったのだと思います‥‥。
(バク)

弟が保育園に通っていた頃、
子どもたちに人気の絵本、
『にんじんばたけのぱぴぷぺぽ』を
お芝居にして演じる、
という催しがありました。
その時、「お便り帳」に父親が書いたコメント。
『はたけができたよガギグゲゴ』を、
 子どもたちが楽しそうに
 演じていたのが印象的でした」
(リズムは合ってる)

書店でマルキ・ド・サドの
『悪徳の栄え』を注文したら、
店員さんの書いてくれた
注文書控えの著者の欄には
「丸木戸 佐渡」と書かれていました。
マルキ・ド・サドはフランス人です。
(匿名希望)

ばあちゃんがお昼ご飯をお友達と食べてきました。
「今日ね、ミャーマンに行ってきたよ!」
‥‥「バーミヤン」でした。
かわいい言いまつがいっ!
(さちょこ)
どういう種類の「まつがい」でもOKです。
疑わしきは「言いまつがい」と決めて、
どうぞ私たちに送ってください。
「投稿する」ボタンをクリックして、
ことのあらましを簡単に書き表し、
いろんなことを気にすることなく
メールの送信ボタンを押せばOKです。
どうぞ、お気軽にご参加くださいませー。

イラスト:しりあがり寿
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2011-02-23
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN