その2794
日曜日、いかがお過ごしですか。
暑すぎず、寒すぎず、
風もほどよく、天気もよく。
そんな絶妙なバランスの一日を
とくに重要な用事もなく
ぼんやりとして過ごすだなんて、
最高の贅沢かもしれませんよ?
さて、週末恒例の「まつがい」特集。
どうぞ、最後までお楽しみくださいませー。
「言いまつがい」を投稿する
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図書館に行き、貸し出しカウンターで
堂々と
Suicaを提示してしまいました。
すみません、と慌てる私に、
受付のお姉さんは優しく笑って
「大丈夫です。先日は
 
保険証を出した方がいらっしゃいました」
と慰めてくれました。
まつがわれのプロを見ました。
(通れないし診療もできません)

水切りバスケットを見ると、
箸立てのところに、
ちゃんと頭を下にして
生姜のチューブがささっていました。
(カタンちゃん)

学生時代、
コンビニでアルバイトしていたときのこと。
通勤時間帯でかなりレジが混雑し、
お客さんの対応にてんやわんや。
いよいよパニクってきた私は、
ヨーグルトにお箸をつけたり、
やきそばにストローつけたり。
(どう考えても食べにくいだろう。)
しまいには、お弁当を持ってきた方に
「お弁当あたためますか?」
と聞きたかったのに、舌がまわらず
「お弁当あたたたたたた‥‥」
どうしても止まれなかった。
(ちびちびまるこ)

みっちりスケジュールが詰まっていた日。
大慌てでスーパーで買い物して
スタスタと駐車場に向かい、
顔をあげたら、クルマが無い。
しばし、ぼーっとした後、
反対側の駐車場に出たことに気づき
慌てて戻り、クルマを発見。
バスの時間を調べるため、
そのままクルマで停留所に向かい、
停留所のそばの空き地に止め、
大急ぎで時間を書き写し、
スタスタと家を目指して歩く私。
クルマを忘れてました。
(ゆきちゃん)

運転中先を譲ってくれた対向車に向かって、
助手席に座っていた母が
お礼の合図を送ってくれた時のことです。
母は手を上げ軽く頭を下げましたが、
頭を下げるのにつられて、
同時に
手もおじぎさせてしまってました。
(はる)

寝ぼけていたんです‥‥言い訳ですが‥‥。
ある日の夜中、夢見心地の中、
夜中に突然目を覚ましました。
本能のままに、台所へ。
そして、何も考えぬままに、
冷蔵庫を思い切りよくあけました。
さぁ! ズボンを下ろして!
おしっこ!
あぶない。
寸前のところではっきり目を覚ましました。
もう少し目覚めるのが遅ければ、
母親に半殺しにされるところでした。
後のことを想像するだけで、ゾッとします。
(だいすけ)

お弁当屋さんでバイトを始めた、
大学生のいとこ。
朝、まだ寝ている彼に、
母親が「起きなさい」と声をかけたら、
はきはきした声で
「少々お待ちくださ〜い」
毎日頑張ってるんだね。
(acco)
読みながら自分の「まつがい」を
思い出したときほど、
投稿するのに最適な機会はありません。
それがいまであるなら、さあ、
「投稿する」ボタンをクリック。
書くべき愉快なエピソードを一気にしたため、
仕上がりを過度に気にしすぎることなく、
送信ボタンを押しちゃってください。

イラスト:しりあがり寿
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2011-10-09
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN