その2834 おやおやまたお会いしましたね。 金曜日の「言いまつがい」は ピンク色、ですって？ とぉんでもない！　そこでまっすぐはない！ それは黒です。ブラックです。 黒ウーロン茶のヒットに続いて、 黒ワイン、黒焼酎、ブラックレモネードなどが 日本のビバレッジ界に 一大勢力を成すほどの超ブラックです！ 調味料！　「言いまつがい暗黒編」！ 心臓に毛が生えていない方は、 読まないでください。 あなたは‥‥。 ポーカーフェイスを貫くことができるか？ ぎゃあああああああああああ！

近所のそば屋で働いている留学生の陳くん、 「にしんそば」をお客さんに出す時に、 「はい、しにんそばデス〜」 って言ってました。 お客さん、普通にすかさず 「うん、にしんね」 とつっこんでて吹き出しかけた。 死人蕎麦はいらないな。 （ａ） 楽しく過ごしました、 というお礼メールを書いておりました。 すると見慣れない文字が。 「皆様方の死んでいらっしゃる様子を 　拝見し、微笑ましく思いました。」 ギョッとし打ち直しても、 「皆様方の死んでいらっしゃる‥‥」 と、何度も。 「皆様が楽しんでいらっしゃる‥‥」 と書きたかっただけです。 （にお） 仕事に追われていた同僚が、 あまりの忙しさに耐え切れずに叫んだ一言。 「仕事に撲殺される！」 たぶん「忙殺」と言いたかったと思うのですが 撲殺されそうな気持ちはなんとなくわかります。 （でもやっぱり僕殺はイヤ） ある取引先の人に送ったメールを 何気なく見返していたら、 世にも恐ろしい一文が！ 「このたびは大変お世話になり、 　○○さんにも、 　△△さんにも乱射です！」 「感謝です！」と書きたかったのですが‥‥。 （ハニ） 母がいきなり 「葬ろうかな」 と言っていたので 何を？　っと思ったら 「ブックオフに」と。 ？？　さっぱりわからなかったのですが、 よくよく考えたら 「本売ろうかな」でした。 （米俵） 町内であるお祭りの日。 母はそれに出なくてはいけないので、 拡声器で集合の合図があるまで 家で待機していた。 そろそろ合図の時間という頃に、 たまたま掛かってきた電話に対応している母。 これでは合図が聞こえないだろうと思い、 私が代わりに耳を澄ませていた。すると合図が。 程なくして電話を終えた母が 私の部屋の襖をガラッ！　と開けて、 「今の拡声器、なんて言ってた？」 と言おうとしたのだが、口から出てきたのは、 「今の覚醒剤！」。 ‥‥母の言い訳は 「拡声、まで言ったら『剤』が出てくるやん」。 （出てきません） テレビの調子が悪いという夫。 それを聞いた私は、 「たいていの故障は、 　Ｏー１５７で直るって、 　電気屋さんが言ってたよ！」 と得意になって教えてあげた。 「俺はまだ、死にたくない‥‥」と夫に言われ、 「クレ５５６」と気づく。 （ハナ）

ぎゃあああああああああああ！ いかがだったでしょうか？ ひょっとしたら、 つぎに暗黒の「言いまつがい」を耳にするのは、 あなたかもしれません‥‥。 ひょっとしたら、 このシーズンオフはなにひとつ いいニュースがないのかもしれません‥‥。 それはそうと、ですが‥‥ いや、ほんとに、それはそうと、ですが‥‥ みなさまからの‥‥ 投稿をお待ちしています‥‥。 ご縁がありましたら またお会いしましょう。 ぎゃあああああああああああ！ イラスト：しりあがり寿

2011-11-18

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN