その2833
いや、ほんと、そんなこと、
言うつもりじゃなかったんだけど、
ついついペロッと、ポロッと。
口から出ちゃった、そのことば。
待ってはくれない、そのことば。
わずか数文字のミステイクが、
こんなにも人々を愉快な気持ちにします。
ご存じ、元祖「言いまつがい」。
最後まで、のんびりお楽しみください。
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飲茶屋さんで、店員さんが。
「こちら、
 薬味の
ギョウザでございます」
ショウガでした。
(ほかこ)

深夜の新宿駅にて。
各駅停車は、お止めください!」
かわいそうな各駅停車‥‥。
みなさん、駆け込み乗車はやめましょう。
(じょじょ)

ほっともっとにお弁当を買いに行きました。
「のりタルタル弁当」を
注文したかったのですが口から出たのは‥‥。
タルのりのり弁当、ひとつ」
樽に乗って逃げ出したかったです‥‥。
(アンドレアス)

こないだ、母がチラシを見ていて
「あ、このアクセサリー、素敵ね」
と言いたかったらしいが、
「この、
アセクサリー、素敵ね」
と言っていました。
(田舎者の母を持つ都会っ娘)

「今ごろ何してたっけ、キャノン
と言うから、
プリンターの話でもしているの?
と思っていたら、
「いや、去年」って、おまえは外人かぁ〜!
(いちび)

幼少の頃、近所のオバサンが、
家の前を掃き掃除していました。
そこに小生が通りかかりました。
日の暮れかかる夕方でした。
そこで、この一言‥‥。
「あ〜ら、
こんにんぱ!
目が点になった後、
2人で笑ってしまいました。
恐らく「こんにちは」と「こんばんは」の
間の微妙な時間帯だったので、
両方が交ざったのでしょう。
しかし、何で最後が「ぱ」なのかは、謎です。
(ヤナギ)

東名高速を東へ走っていた時のことです。
夫婦揃って関西人で関東の地名には疎いのですが、
だんなが「焼津」という標識を見て
「やいづってこういう漢字書くんや!」
と感心していました。
「おぉ、焼津という土地は知っていたんだな」
と思った私は、
「地名は知ってたんやね」と確認しました。
だんなは「知ってる、聞くのはよく聞く!」
と元気よく言うので、この人も意外と
物を知ってるのねとほっとしました。ついでに
「焼津と言ったら後に続くのは何?」
と聞いてみました。
私の予想では焼津「漁港」だったのですが
彼の返答は
「やいづだいばんさん!!」でした。
焼津大晩餐。笑いころげました。
(会津磐梯山)

祖母の家にお邪魔した時のこと。
祖母は自家製サラダを指差して、
「これね、珍しい野菜が入っているのよ。
 名前がねぇ、ああそうそう、
 
ブッコラ!
ああ、ルッコラですね。
(新年早々愉快)

さっき、母が寝言で
「ああ、
ブッコロリ茹でなあかん、
 ブッコロリ‥‥」
と呟いていました。
(yu)
はいはい、いかがでしたか?
ほどよい時間つぶしになりましたか?
え? 自分にもそういう経験がある?
そうでしょう、そうでしょう、
じゃ、あなたも送ってみてはいかが?
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自分の愉快な経験をかいつまんで
書いてメールするだけでOKです。
あれこれ悩まず、どうぞお気軽にご参加を!
それでは、また明日、お会いしましょう。

イラスト:しりあがり寿
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2011-11-17
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN