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新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル!
〜その329〜


さあ、今日も張り切ってまいりましょう。
日常に潜む、さまざまな「まつがい」の特集です。
世にもマヌケなエピソードが並んでいますが、
現場での当人はおそろしく真剣です。
明日は我が身ということを念頭に置きつつ、
最後までごゆっくりおたのしみください。

寒い朝、急いで靴下をはいたら、
片っぽない。
くそー、この寒いのに! と思い、
引き出しを探しても、
まわりを探しても、どこにもない。
変だなー、確かに出したときには
ちゃんと揃っていたのに‥‥。
と思いつつ、
寒いので別の靴下を取り出し、
はいている靴下を脱いだら
‥‥ハイ、ありました。
あまりに急ぎすぎて、
続けて2枚、右足にはいていた私。
情けなさと、左足の冷たさで
涙が出そうになりました。
(REIKO)

車で娘(小5)を送っていく途中に
クリーニング店に寄って
洗濯物を出していこうと思いついた。
後部座席に娘と洗濯物。
店に着いて、大急ぎで渡して、
「お願いしま〜す」
開いてたドアから車に乗り込んだ。
ドアをばたんと閉めたその時、娘が
「誰が運転するん?」
お願いします、は
店員さんにかけた言葉のはず。
とっさに、私の頭の中で、
その言葉と開いた車のドアが
微妙に結びつき、
自分の運転すべき車にもかかわらず
タクシーに乗り込む状態を
再現してしまった‥‥。

(目的地まで笑いっぱなし)

コンビニで609円の買い物をして
500円玉、100円玉、10円玉をだしたら
「ごひゃく、ひゃく、じゅう円
 お預かりします!」

「?????」
レジのお兄さんは
間違いに気づいて慌てたのか
レジに「50010010円」と打ってしまい、
さらに慌てて
わけがわからなくなってしまったようで
電卓を持ってきてお釣りの計算を始め
しばらく経ってから恥ずかしそうに
「お待たせしました。
 1円のお釣りです‥‥」

次の展開が楽しみになっちゃって
見守っちゃった‥‥ごめんね。
(すあま)

ストローって、
「吸う」ためだけでなく「吹く」ために
使われることもありますが、
私はストローを口にすると
かならず反射的に吸ってしまいます。
シャボン玉のせっけん水も
わかっていながら半分くらいは
飲んでしまっていました。

みんな「どんくさい」と笑うのですが、
ひとりだけ「私も!」
と言ってくれた友人がおり、
なんでも病理学部の実験で
培養中のカビを吹き散らすつもりが
つい吸い込んでしまって
大変だったとのこと。

「死なないように、
 おたがいストローには
 気をつけようね」と
しんみり握手してしまいました。
(るーぴょん)

たぶん同じ経験をしたことある方は
いらっしゃると思うのですが、
随分前に友人の誕生日を
違う日に祝ったことがあります。
しかし最大の失態は、
パーティの人数が大規模過ぎたこと。
そして、
「誕生日ならカラオケ代がタダ」
であることを考慮に入れた上で
費用を計算したことです。
自分もろとも参加者20名弱が、
しばらく生活苦を
強いられたことを覚えています。
(ゆーたん)
後輩が買ったばかりのノートパソコンを
大学に持ってきていました。
数人が集まり環境設定していて
途中でわからなくなったようなので
ここはパソコンが得意な私の出番!
と割り込み「貸してごらん!」と
マウスをつかんだつもりが
ACアダプターでした。

そう、そのノートパソコンは
外付けマウスはなかったんです。
優しい後輩は言いにくそうに
指摘してくれました。
(ねこ)
数学の時間、眠気と闘いながら
教科書に書き込みをしていたところを
ふと見直したら、
「0は正の数でも負の数でもない」
のうしろにハートマークが
ついているのに気付いて慌てました。

誰も見てないけど恥ずかしい‥‥。
(Yamamoto)

小学校低学年の頃、
風邪を引きやすかったため、
夜クーラーをつけて
寝かせてもらえませんでした。
でも、すごくすごく暑かったんです。
そこで、鼻が詰まって苦しくなったとき、
母が鼻の下にタイガーバームを
塗ってくれたのを思い出したのです。
すーすー鼻が通って
気持ちよく眠れたことを‥‥。
何を思ったのか、
全身にタイガーバームを塗ったのです。
初めはすーすー気持ちよかったのですが、
すぐに猛烈な寒気を全身に覚えました。
真夏なのにも関わらず、
冬支度で寝ました。
効果が切れた後は、
季節外れの冬支度で暑くて辛かったです。
「タイガーバームを目の中にいれると
 受験勉強なんて痛くてできない」

という方がいらっしゃいましたが、
そのお気持ちよぉくわかります。
(たこりーな)

先日、息子(小学2年)の個人懇談の時、
少し時間が早かったのですが
先生しか部屋にいてなかったので、
「○○ですが、いいですか?」と
言って部屋に入り懇談が始まりました。
「成績も申し分ないし、これからも
 この調子で頑張って下さい。」
と、うちの息子にしては、
おほめの言葉をいただき
「おかしいなー?」と思いつつ、
色々話を聞きもう終わりかなと言う頃
「そうそう、
 ××君はよく漢字も読めて」
と先生が‥‥。やっぱり! と思い、
「先生、あの、○○なんですが‥‥」
と言うと先生は大慌てされ、
私も笑うしかなく、先生も大笑いしつつ、
「では、もう一度最初から」
と、第二回目の懇談会が始まりました。
もちろんいただいたお言葉は、
うちの息子らしく
きびしいお言葉でした。
(息子をとりかえたい母 37才)
知り合いの外国人留学生の
やりまつがいです。
元同級生の結婚披露宴に招かれ、
夫婦揃ってばっちり民族衣装で着飾って、
会場のホテルに行きました。
漢字は読めないので、
ちょっと怪しい発音で
「○○さんの会場ですか?」と聞いたら、
「はい」と言われたので、
ほっとして会場に入りました。
知らない人ばかりでおかしいなあ、
と思いながらも、
飲み物など勧められて、
ニコニコしながら席についていたら
披露宴が始まりました。
初めて見る日本の披露宴に、わくわく。
そして、いよいよ新郎新婦の入場。
そこではじめて
「違う!」と気づいたそうです。
新郎新婦も、
全然知らない人たちだったのです。
ほんとの会場は、隣の部屋でした。
「ごめんなさ〜い!」と駆け出して、
呼吸できないくらい笑い転げながら、
正しい披露宴に遅刻してきました。
それにしても、誰からも、
まつがいを指摘されずに
出席していたのが、
不思議といえば不思議。
両家とも、相手側の招待客だろうと
思ってたんでしょうね。
(たまごっつ)

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2005-01-08-SAT

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