新着「言いまつがい」〜その508〜
ハロー、スーザン。調子はどうだい? キミはジョークが好きだったな。 またしても日本から とびきり愉快なやつを仕入れたので、 キミにプレゼントしよう。 これらの、いくつかの印象的な みじかい物語は、 与えるでしょう、あなたに、 ショッキングで、ユーモラスな感情を。 また、もう一方の手では、 言語に関する、異国間の、特有の問題を あらためて考える機会を、 もたらすことになるかもしれないと、 私は思う。 じゃあ、最後までたのしんでくれ。
アメリカの大学時代のこと。 日本人の同級生はクラスで 「Do you understand? (わかりますか?)」と訊かれ、 思いっきり 立ち上がったそうです。 「Understand」と「Stand(立つ)」。 まぁ、似てるけどさ‥‥。 (ばとぞう)
アメリカのレストランでのこと。 注文をしようとしたら、ウエイトレスが 「スーパーサラダ」と言う。 すごいサラダが出るのかと思って 「ヘェ」と感心したが、 また「スーパーサラダ」と 真っ直ぐ私を見据えて言う。 そこでまた「ヘェ」と感心して見せた。 しかし、まだ間があるので、 ドレッシングの種類を言うのかと思って 「イタリアン!」 と元気よく答えた。 だいぶ後からわかったのだが、 メインディッシュの前は、 スープかサラダのどちらにするか 聞いていたらしい。 (「soup or salad?」) 一応、イタリアンドレッシングの かかったサラダが出てきました。 ありがとう、ウエイトレスさん。 (ペリーニョ)
イギリスの高校に進学して、 英語を覚えたてのころです。 月曜日の朝礼で、先生に 「how are you?」と聞かれ、 丁度前日にラグビーの試合があり、 それがいかにすごい試合であったかを 伝えようと思いたちました。 色々と新しい言葉を覚え始めた頃で、 その日も、覚えたての 「へとへと」という意味の言葉 「knackered」を使いたかったのです。 「i was totally KNACKERD yesterday from playing rugby (昨日はラグビーの試合があって 超〜疲れた!)」 と言うつもりが、舌がつって 「i was totally NAKED yesterday from playing rugby (昨日のラグビーの試合で、 素っ裸だったよ!)」 と宣言してしまいました。 校内大爆笑。 えー、校内新聞の記事にまでなりました。 「日本人留学生、裸のトライ!」って。 (アキラ)
友達がイギリスに行き、 ウインザー城に行こうとタクシーに乗り、 「アイ・ウォントゥ・ ゴー・トゥ・ ウインザー・ジョォー!」 と言ってしまったそうです。 (城はキャッスル)
Georgeを「ゲオアゲ」と 読んだ方がいましたが、 私の友人の高校時代の友人は 「ゲロちゃん」と呼ばれておりました。 由来を聞いたところ、 英語の授業でGeorgeを 「ゲロッジ」 と読んだそうです。 (ゲロちゃんの友の友)
HAHAHAHAHAHAHAHAHA! いやあ、日本人っていうのは、 ほんとうにナイスな人たちだ。 日本では、こういったジョークを 「イイマツガイ」って呼ぶらしい。 なんでも、そういう「イイマツガイ」を 700個も集めたペーパーバック、 「ブンコバン・イイマツガイ」 っていうのも存在するらしい。 キョートに行ったら、 ぜひ買い求めたいと思う。 ちなみに、「イイマツガイ」に投稿するには、 下のボタンをクリックするといいらしい。 じゃあまた、セバスチャンの店で。 深夜に食べるチーズクラッカーが やめられないジミーより。 PS: うちの犬がまた誰かの フリスビーをくわえてきた。 今月に入ってから7個目だ。