新着「言いまつがい」〜その551〜
芸能人の名前や映画のタイトルなど、 固有名詞の「言いまつがい」を特集します。 あんな有名人や、こんなヒット作を、 どうして見事に「まつがって」しまうのか。 むろん、ノンフィクションで お送りいたします。 最後までごゆっくりおたのしみください。
うちのおばあちゃんは、 『タイタニック』に出ていた レオナルド・ディカプリオのことを、 「ホラ! なんて言ったかねぇ。 船の映画の二枚目の人! あ〜、デブカルチョ!」 (かずこ)
柳楽優弥くんを「ナギラケンイチ」と 言いまつがった方がおられましたが、 私もやってしまいました。 私「あの〜、あれ、 カンヌで賞とった ‥‥シラク君!」 友「それ大統領じゃん」 (ややこしい)
『星になった少年』を 『象になった少年』と 言い間違ってしまうという 投稿がありましたが、 私も『象に〜』と言いかけて、頭の中で 「象ではないんだ!」 と思い直すせいか、最近 『ウシになった少年』 と言ってしまいます。 きっと、食べたあと すぐ寝てしまったんでしょう。 (たっき)
先日、友達と映画について 話していたときのこと。 私「最近、おもしろい映画やってる?」 友「あー! あたしアレ観たいっ! 『うぶげの夏』っ!」 ‥‥あなた、ソレって 『姑獲鳥(うぶめ)の夏』では? (カナカナ)
映画の話をしているときに母が一言。 「あ、あれがやってるね。 『うずらの夏』!」 ‥‥どこのドキュメンタリーですか? (京極ウブメ)
いやあ、みんな、見事だなあ。 そういう「まつがい」ならあたしもあるわ、 と思い出したあなた、 ぜひ下の「投稿する」ボタンを押して どうぞお気軽にご投稿ください。 「言いまつがい」文庫版は 傑作700連発で新潮社から発売中です。