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私の父の名前は「はやお」といいます。
ある日、電車の定期を
新規で購入するときに
記入用紙の名前の欄に
「ハヤオ」とカタカナで書いて
定期売り場のおばちゃんに渡して、
返ってきたのは
「リカオ」でした。
うちの父は字が汚いことで有名。
(えみ~ご) |
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名前の字を「辞典の『典』」と言ったら
「自転の『転』」にまつがわれた方が
おられましたが、
私も「典子」の典の字を説明するのに、
「辞典(あるいは事典)の『典』」
と言ったら
「次点(あるいは時点)の『点』」
の字を書かれ、
それじゃあ
「古典の『典』」と言ったら
「個展の『展』」とまちがわれ、
最近は「古典文学」の典の字です、
とくどい説明になっていました。
「ハムラビ法典の『典』」、
これいただきます。感謝。
(のんちゃん) |
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うちの7才の息子は
「泰蔵(たいぞう)」という名前です。
市内のオセロ大会に申し込むのに
電話で名前の漢字を聞かれて「ぞう」を
「くさかんむりの『くら』です」
と説明しました。
すると、当日受付の名簿には
「泰蒼」
と書いてありました。
その字は「ぞう」とは
読まないと思うのですが‥‥。
(みなぼう) |
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わたしの友達の「公子(キミコ)」さん。
「公子のキミは、おおやけの‥‥」
と説明したら
「ああ、公衆便所の
『コウ』ね」
と言われ、
「せめて、公衆電話と
言ってもらいたかった」
とぼやいていました。
(ハム子といえば‥‥?) |
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「之」という字の説明で
皆さん苦労されているようですが
昔バイトをしていた所の社員さんが、
電話で自社の社員の名前を説明する時に
「貧乏の乏の上の
ノを取ったヤツ」
と説明していました。
すぐわかっていただけたようです。
(山山) |
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昔、私の仕事の部下の名は
「伊丹」といいました。
ある日電話で自分の名前を伝えるのに
苦労しているようで、
「伊丹空港の‥‥。伊丹十三‥‥」
といくら一般的な例をあげても
伝わっていないようでした。ついに彼は
「伊勢丹の勢いをとった、
伊丹です」
確かにそうだけど、
引き算で名前を教える様子は
はじめてみました。
(長々老々) |
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仕事中、電話で漢字を
説明していた友人が、啓の字を、
「谷啓の『啓』です」
と説明していた。
その隣では、彼女の同期が
「松尾様は、
松尾伴内の『松尾』で
よろしいですか?」
と言ってた。お笑い好きはわかるけど、
なぜ、ソコを選ぶ?
(優秀な社員の当たり年?) |
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私の名前は「素子」というのですが、
いつも電話で漢字の説明をするときに
「味の素、の『素』です」
と言っていたら、そばできいていた父が、
「お父さんはな、そんなつもりで
お前の名前をつけたんじゃないぞ。
素直で素敵な女の子になるように、
という意味でつけたんだ。
決して、味の素の『素』
なんかじゃないんだ」と
悲しそうに言うので、次に説明するとき
「素直とか素敵の
『素』です」
と照れながら言ったら、
「あ! 味の素の
『素』ですね!」
と直されてしまいました。
(親子亀) |
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兵頭(ヒョウドウ)という苗字です。
文字の説明をしていて、
「ヒョウは兵庫県の『ヒョウ』」
というと『京』と書き始めました。
兵庫と京都を聞きまつがえたと思い、
「京都は『府』!」
とつっこむと、
「あっ、スミマセン」と言って
「府道」と修正されました。
(大阪府民) |
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うちの息子は「雄太」ですが、
「『オスが太い』で
雄太です」
と電話口で言っていると
旦那がボソッと
「俺の願望みたい‥‥」
と言ったので、それからは、
「オスに太い」と言うようにしています。
(旦那思いの母) |
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私の名前は「恵実子」といいます。
よく「恵美子」と間違われます。
親しい友達でも、何度注意しても
また「美」になってしまうのは
まぁ百歩譲るとして、
自分の父親までもが
「恵美子」だと思っているのには
百歩も譲れません。
(命名したのは祖父だけどね) |
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国際結婚をした
知り合いの女性(日本人)が
電話をかけてきましたが、
私が留守だったので、
母に伝言を残しました。
母「えっと、
『盆踊りさん』から
電話があったよ~」
私「は?」
しばらく悩みましたが、
後で「ボードリーさん」
だったことがわかりました。
母「だって、外国の人だとは
思わなかったんだもん」
って、日本人なら
「盆踊りさん」はアリですか?
(ヤギブシ) |
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私の名前はアイ。
妹の名前はユウ。
外国の方を交えて
英語でしゃべっていると、
自分のことではないと、
頭ではわかっていても、
反射的に反応してしちゃって、
姉妹ともども挙動不審に
なってしまうから、すごく不便。
ま、英語での自己紹介のネタになるから、
得もしてるのだけど。
(アイアムアイ) |
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私の母は、
文鳥を叱るとき妹の名前を呼び、
犬を叱るときに弟の名前を呼ぶことが、
よくある。
(あずまむ) |