先週、ついに発売されました、
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』、
お楽しみいただけているでしょうか?
どちらも製作に1年以上をかけた
自信作となっております!
有意義な暇つぶしとなることをお約束しますので
本屋さんで見かけたら
ぜひ手にとってみてくださいね!
さて、今日は「名前の言いまつがい」特集です。
愉快なエピソードがそろってますよー。 |
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名前を聞かれて、
「ねっこの『根』に、
たんぼの『田』です」と言ったら、
「猫田様」宛てで届きました。
(大根の根に、田んぼの田の根田) |
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当方、「犬飼」と申します。
「犬飯」
と書きまつがわれたことがあります。
ドッグフードとよむのでしょうか。
(犬飼) |
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かつての上司は
「裕仁(ゆうじ)」という名前でした。
ある日電話で
「ゆうじの『じ』は仁丹の『仁』」
と説明しているのが聞こえました。
それから数日、上司宛に
「裕丹様」
と書かれた郵便物が届きました。
(ゆーたん) |
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私、宮川というのですが、
先日職場にて、
「寝屋川」
と書かれたFAXを受け取りました。
‥‥ミヤガワ、ネヤガワ。
似てるっちゃ、似てなくもないか。
(ミヤガワ) |
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ある申込書に、
氏名と職業を書こうとしていました。
名字を「山本」と書きながら、
「職業はOLにしようかな、
会社員にしようかな」
とか考えてたら、やっちゃいました。
名前欄に堂々と
「山本会社」
そんな名前じゃありません。
(Em7-5) |
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猿渡さんと石躍さんをして
「さるおどりさん」
と言いまつがえた方がありましたが、
私は大学時代、
江尻さんと倉持さんが
いっしょになってしまい、
「シリモチさ~ん」
と呼んでしまいました。
そう呼んでしまったのは、
2人のうち、ちょっと
ぽっちゃり型のほうの女性にでした。
(もう一人はエクラさん) |
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私は以前クレジット会社で働いていて、
お客様にクレジット契約内容の
確認電話をしていました。
お客様のお名前、生年月日、
住所等も確認するのですが、
その時のお客様の
お名前が「牛男」だったので
珍しいなぁと思いつつ電話し、
相手が電話に出たので
「すみません、
うしおさんいますか?」
と聞いたら、なんだか奥さんらしき人が
申し訳なさそうにこう言うのです。
「あの~、うまおです‥‥」
「え? うまお?」
私の頭は「?」でいっぱいになり、
焦りつつも書類を再度確認。
そこには「午の刻(うまのこく)」の
「午」の字が‥‥「午男」でした‥‥。
(ぽんちゃん) |
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昔、取引先からの電話で。
客「あの、先ほど
『トジル』さん?
という方から
お電話いただいた
ようなのですが‥‥」
私「トジル? ですか?
そのような名前の者は
おりませんが‥‥」
客「ええと『シマル』さんかも‥‥
伝言メモに
開閉の閉と書かれていまして」
私「開閉の閉‥‥‥‥
っっあ! わかりました!
それは恐らく『ヒラク』です!」
客「えぇっっ?」
当時、その部署には
「平久」という社員が居たのです。
そしてその平久からの電話を受けた
取引先の誰かが伝言メモに
名前を書く際に名前の漢字を
「開」と思った上に間違えて
「閉」と書いてしまったのだろう、
というまつがいを推理してのけた自分が
ちょっと誇らしかった瞬間でした。
(ハオウシヴァ) |
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小1の次男の筆箱の鉛筆を新調した翌日。
「おかーさん、名前が違ってる」
と言うので、てっきり長男の名前と
書きまつがったかと
筆箱をのぞいてみると、
「○○○みさこ」と
ひらがなで自分の名前が書いてあった。
(何十年か前は小学生) |
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『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』の
2冊の書籍ですが、内容はまったく異なります。
ちなみに今日ご紹介したような
「名前の言いまつがい」は、
『銀の言いまつがい』のほうに
珠玉の傑作選が収録されています!
これ、ほんとにおかしいですよ。
あと、「漢字の説明まつがい」は、
『金の言いまつがい』に収録されてます。
こっちも、すごい! です!
日々の投稿もお待ちしておりますので
どうぞよろしくお願いします。
イラスト:しりあがり寿 |