さあ、週末がやってきました。
全国のみなさまから寄せられた
さまざまな「まつがい」の特集を
のんびりとお楽しみくださいませ。
読んだあとは、気分転換に街へくり出し、
そこにある大手本屋さんに何気なく入り、
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』を
手にとり開いて読んで思わず吹き出すのも
いいのではないでしょうか。
まずは本日の「まつがい」特集を、どうぞ。
今朝6時の出来事。
みそ味の肉そぼろ弁当の仕上げに
白ごまを散らして完成だったのに‥‥
あぁ〜、
ごはんの上にだしの素〜。
(すくい取って
お湯で割ったら美味かった)
出かけるときに
ドアの前(まだ家の中)で家の鍵を持ち、
無意識に鍵穴を探していました。
内側だからツマミを
まわすだけでいいのに‥‥。
鍵穴が見当たらないので
「どうやってあけるんだっけ?」
と考えていたことに気づいて、
自分は大丈夫か、と思いました‥‥。
(ぱぴ)
子どもの頃、まだ小さかった弟に
麦茶のつもりで飲ませた液体。
「にがい」と
泣き出したので捨てましたが
後で、祖母が煎じた
朝鮮人参
だったと判明。
ジュースと間違えて
梅酒
を飲ませ
酔っぱらわせたこともあります。
(弟よ、ねえちゃんを許せ)
うちの母、
「これってジッパーが
ついてるから便利なのよ」
と言って買うくせに
実家のフリカケやら調味料やらの
袋物のほとんどは
輪ゴムで留めてあります。
(そんな母は可愛いですよ)
ある寒い冬の日
ホットレモンティを飲もうと台所へ。
缶に入った粉末を
お湯で溶かすだけのものです。
適量の粉末をカップに入れお湯を注ぐと
いつもより薄い色に!
もう少し粉末を足してから、
一口飲むと味が薄い。
おかしいな‥‥と思いつつ
結構な量の粉末を入れていたら
後ろから母に
「あんた‥‥今入れてるの‥‥
だしの素
やで」
そう言えば姉に
「手前のレモンティの缶は
だしの素が入ってるから
気をつけなさい」って言われた気が。
時すでに遅く、みそ汁に入れる
10倍程のだし汁を作ってしまいました。
(ツマコ)
コーヒーだと思って飲んだら
めんつゆだったという方
と
コーヒーだと思って飲んだら
干し椎茸の戻し汁だったという方
の
お話を読んで私も
懐かしいことを思い出しました。
私が小学生の時に叔父が食べた
釜揚げうどんのつけ汁は
干し椎茸の戻し汁
でした。
(小学校低学年時になんの疑いもなく
冷酒を水と思って
一気飲みしてしまった女子)
病院にある
銀行のATMでお金をおろした時、
キャッシュカードと
明細書が同時に出てきて、
明細書はいらないから
捨てようと思っていたら、
ATM備え付けのゴミ箱に
明細書と一緒に
キャッシュカードまで
捨ててしまいました。
あわてて備え付けの電話で
事情を説明したら、職員の方が
ゴミ箱の鍵を開けるだけのために
病院まで来てくださいました。
(救出まで1時間半)
運転中、なぜかハムスターが
とととっ、と前を横切りました。
えっ、と思ったけれど
車は急には止まれない。
ぜったいひいちゃったよー、
と思いながら恐る恐る戻ってみると‥‥
そこにあったのは
一枚の落ち葉
でした。
(免許とりたてだったのよ)
母が『三匹の子豚』の話をしていました。
母が語る物話によれば、
わらの家に入れなかった狼は、
なぜか、
前足に小麦粉をつけて
扉の前に差し出しました。
それは違う狼です。
(七匹の子山羊)
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イラスト:しりあがり寿
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2006-12-09-SAT
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN