言おうとしたことと違うことを言ってしまう。
ああ、ただ、それだけなのに、
それが今日も多くの人たちの心を
ほんの少し軽くするのです。
そうです、元祖「言いまつがい」!
今日も些細な傑作がたっぷりそろってます。
どうぞ最後までのんびりとお楽しみください。 |
 |
 |
先日、僕が手が汚れて困っていると母が、
「濡れっとティッシュあるよ」と。
それを言うなら「ウェットティッシュ」でしょ。
(ちっちゃい先生) |
 |
高校一年の頃、同じ美術部の
Yちゃんと馬鹿話をしていたとき。
Y「納豆って嫌いな人多いよね~。
あたし好きなのに」
私「うんあたしもナイスキ!」
「納豆大好き」と言おうとしてました。
(ひよこまめ) |
 |
「もしもし」を
「もりもり!」と言ってしまった、
というのがありましたが、私もやりました。
朝の忙しい時間に電話がかかってきたとき、
勢い余って「はい、もくもく!」と。
(名前に「く」の字がついてます) |
 |
この前、友だちが、具合の悪そうな友達に
「顔色悪いよ? 頭痛いの? 大丈夫?」
と聞くつもりが‥‥ 「顔悪いよ? 頭大丈夫?」
と言っていました。
(りさっち) |
 |
中1の娘がドラえもんの映画を
見に行った話をしているとき、私の姉が
「『ナイトミュージアム』に
すればよかったのにー」と言ったので
「ホラーは怖がるからダメだよ」と言ったら、姉が
「ホラーじゃないよ。
ほらあれ‥‥ホメディー?」と言った。
コメディーだろ。
(ぷるぷる) |
 |
母のブラウスに
あまりにぶ厚い肩パットが入っていて、
アメフトの選手のようになっていたので、
馬鹿にしようと思って、はりきって一言。
「お母さんの肩パット、
ぶ厚すぎじゃない?
アメリカフットンボール
みたいじゃん!」
横にいた弟に失笑された。
母には「♪フットンフットンフットンボール」
という歌まで歌われた。
(あさこch) |
 |
ラーメン屋さんで
ラーメンを食べていた時のこと。
真向かいに夫婦が座り、
「味噌ラーメン二つ!」
そして店員さんが去ろうとした瞬間、
チャーハン(小)を追加しようとして一言。
「あと、シャーハンのチョウ!」
ラーメン鼻から吹き出るかと思った!
笑いをこらえて
再び自分のラーメンに集中しようとした矢先、
「間違えた、
シャーハンのチョウ!」
二度までも!!
(きんた) |
 |
病院の受付で事務をしていたときのことです。
その日は猛烈に混雑していました。
待合室には患者さんがぎっしり、
電話は鳴りっぱなし。
会計待ちの伝票が山積み。
患者さんたちのいらだちは頂点に達していました。
もちろん私たち職員もピリピリ。
院内放送を言いつけられた先輩は
ものすごくあわてており、
マイクをつかんで大音響で一言。 「もしもし!!」
同じ建物の人がいっせいに笑うと
地響きみたいでしたよ
その後、患者さんたちが急に優しくなりました。
(つぐみん) |
 |
まじめな話をしていました。
「やっぱりそれは
『モロゾフの犬』で云々」と、
まじめに話し続ける人あり。
「モロゾフの犬?」と聞き返すと、
「そう、モロゾフの犬。
だから条件反射で、うんぬん‥‥」
いえ、パブロフの犬は知っています。
文脈からして、プリンを食べる
かわいい子犬なんか想像しません。
(た) |
 |
体育の先生が、徒競走のスタートで、
定番のボケをかまそうとして、 「いいかー、
『ヨ~イ』と言ったら
走るんだぞー。
‥‥どんっ!」
‥‥ちょっと違う。
(jimmy) |
 |
いつもと違った脳をつかってみませんか?
いえいえ、とってもカンタンです。
自分のまわりにある「言いまつがい」を
文字で表して送るだけ。
やってみるとけっこう楽しいですよ。
下の「投稿する」ボタンを押して
気軽にチャレンジしてみてください。 『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』は
「ほぼ日ストア」で好評発売中です。
どうぞよろしくお願いいたします。 イラスト:しりあがり寿 |