その1333

♪キーンコーンカーンコーン。
はいはい、みんな、席についてー。
静かに、静かに、し・ず・か・に!
それじゃあ、こないだのテストを返すぞー。
こらこら、静かに、し・ず・か・に!
今回のテストも「珍解答」が満載で、
先生、採点しながら腹筋が痛くなったぞー。
ほら、もう、先生の腹筋、
カニみたいになってるだろ? ほら、ほら?
え? 不謹慎? じゃあ腹筋は見なくてよろしい。
そんなことはともかく、テストを返すぞー。
名前を呼ばれた人から取りにくるようにー。
植草〜、小日向〜、唐松〜、箕輪〜、下田〜‥‥。
弟が小学校で社会のテストを受けた時の事。
歴史の問題で、
「日米和親条約」と書くべきところを、
弟の友人が書いた解答は、
「日米ワシントン条約」
気持ちはわかる。
(minmi)
高校の現代社会の試験の時、
アダム・スミスの「国富論」を
「富国論」だと思い込み、
しかも、勢いで
「富田論」と書いてしまった。
現代社会の先生の名前が「富田」だったから、
ちょっと恥ずかしかった。
(上)
少し前にやった美術の総合テスト。
色の問題などが出されていて、
その中に三原色がでてきた。
私は美術部なのでかなり自信満々。
でも、かえってきた点数は70点台。
なんでっ?! と思った私が
自分の解答を見ていたら
「三原色」が「三角色」になっていた。
次の時間のテストは確か数学だった気がする‥‥。
(つばさ)
高校時代、世界史のテストで
正解が「ドストエフスキー」の問題が出た時。
どうしても思い出せなかった私は
「ドストエスキー」
と書きました。友達は
「ドエトフスキー」
と書いてました。
後で答え合わせをした時、お互いに
「自分のまつがいの方が、まだマシである」
と主張し合いましたが
結果は、どちらも×でした。
(フ抜け)
小学1年生の国語のテスト。
「ちいさな『つ』のつくことばを
 ふたつ、かきましょう」
という問いに、娘の書いた答えは
「リッパナオトコ」
「リッパナオンナ」

(○でした!)
小学1年生の国語の時間。
「次の言葉の反対語を書きなさい」
というテストで、
「おす」
(正解:ひく(引く))
という問題に、真面目に
「しょうゆ」と書きました。
当然バツ。しかも先生に赤ペンで
「しょうゆだけとはかぎりません」
と書かれました。
(凸)
小2の娘が算数のテストで
「このグラフを見て
 わかったことを書きなさい」
という問題に、
「よーく見ないと
 間違うと思いました」

と答えていました。
採点は△となっており、親として苦笑でした。
(多摩川のタマちゃん)
中学の時、友達は英語のテストの
英文を読んで質問に答える問題で、
何を問われてるのかも
まーったくわからなかったらしい。
それで白紙で出すのも先生に悪いと思った友達は
全てに「I don't know.」
書いて出したら
全て丸がついて返ってきたらしい。
びっくりして先生に訊くと
「質問に対して『わかりません』と言ってるのは
 間違いではないから丸にした」とのこと。
確かにそうだが真面目に書いて
間違った私の立場は一体‥‥。
(オランダ人と結婚して今その友達は英語ペラペラ)
高校生の時、
英語のテストのリスニングで
レストランで注文したメニューを
聞き取るという問題があり、
問題文にお決まりの
「注文したものを日本語で書きなさい」
という放送があったのですが
私の友人はそれを額面通りに受け取り、
「シーフードサラダ」
と答えるべきところを
「海鮮野菜盛」と答えました。
ちなみに先生は丸をつけたそうです。
(浅希)
前にあった
「二酸化ガンマン」
を見て思い出しました。
小学校の時
「二酸化マシンガン」
と書いてしまったことを。
(あおぶち。)
はい、みんな、よーく見直しておくようにー。
ほかの「珍解答」を見つけたら、
下の「投稿する」ボタンをクリックして
先生に教えてくださいねー。
ああ、それから、課題図書の
『金の言いまつがい』と『銀の言いまつがい』
まだ読んでない人は、読んでおくようにー。
「ほぼ日ストア」でも買えるぞー。
はい、じゃあ、今日はここまで!
起立! 礼! 着陸!
♪キーンコーンカーンコーン。

イラスト:しりあがり寿


2007-10-09-TUE
もどる
© HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN