 |
コンビニで領収書の宛名を聞かれて
「伏見です」と答えたら
「どんな漢字ですか?」と言われたので
「にんべんに犬と
見るという漢字です」と答えたら
「にんべん?」と聞き返されたので
「カタカナのイと犬です」と答え、
もらった領収書には
くっきり・はっきり
「イヌ様」と書かれていました。
今ではそれは家宝です。
(伏見) |
 |
私の苗字は「真部」と書いて、
「まなべ」と読みます。
よく「真鍋」とまつがえられるので、
「写真の『真』に、
部活の『部』で真部です」
と説明します。
あるカタログを電話で請求した時も、
そう説明しました。
しかし、届いた封筒には「写部」。
どこをどう読んだら
「まなべ」になるのか‥‥。
(マユ) |
 |
電話では伝わりにくい私の名字。
六車(むぐるま)。
「みぐるま」「ぬぐるま」と
聞き間違えられることが多いので、
「まみむめもの『む』で
『むぐるま』です」と説明していた。
その時に漢字を教えると、たいてい、
「あ~、六車さんですね」
と納得してくれていたのだが‥‥。
ある日、会社にファックスを
送りたいというお客様に、
「わたくし、六車(むぐるま)まで
お送りください。
数字の六(ろく)に
車(くるま)と書きます」
と説明しすると、
なんとその後にきたファックスの送信状には
「6車様」と‥‥。
「そんなのありかよ!」
と、サマーズばりに
ひとりつっこみをしたのだが、
まあ、私の説明どおりなんで、
なんて素直な人なのかしらんと
思うと同時に、それ以来、
説明に「漢数字の六に‥‥」と
漢をつけるようになったのは、
いうまでもない。
(六車) |
 |
名前を間違われること28年。
木へんに山と書いて「そま」と読みます。
私の旧姓は「そまざわ」です。
松だの杉だの仙だの、そりゃあもう
様々に書きまつがわれる毎日でした。
妹にいたっては、
映画のスタッフロールにさえ
「柿澤」と入れられる始末。
結婚して「田上(たがみ)」
という姓になり、
「これでまつがわれる毎日とは
おさらばだ!」
と思ったのもつかのま、
郵便局で高らかに「たうえ様!」
と呼ばれてしまった日にゃあ‥‥。
それも一度ではなく、
一人だけにでもなく。
おかげでまた、振替用紙に
ふりがなをふる毎日。
(そま) |
 |
夫の通っている美容室から葉書が届いた。
しかし、名前が「エら」様という
性別不明の別人宛てになっていた。
おそらく、「巧」を分解して
読みまつがったんでしょう。
書いた人も半信半疑だったのか
「エら」の文字だけ極端に筆圧が弱く
よれよれしていた。
(宛名横書きならごまかせた?) |
 |
「萩原」ネタが盛り上がっていたので
思わずメールしてみました。
私は「萩原(はぎわら)」なのですが、
よく「荻原(おぎわら)」さんと
間違われます。
病院でも「荻原サーン」と呼ばれ、
行くとやはり私のことでした。
先日同じく病院で
「篠原サーン」と呼ぶ声。
さすがに篠原は違うだろうと
待っていましたが、篠原さんは現れず。
「早く行けよー、篠原サン!」
と思いながら待っていました。
ひょっとして! と、
受付に向かうと私の診察券がそこに‥‥。
最近ではその辺の名前を呼ばれると
振り返るようにしてます。
いいんです、ニュアンスで理解できれば。
ふん。
(世間では荻原が一般的) |
 |
私の家の苗字は
「木全(きまた)」というのですが、
すんなり読める字ではないため、
小さいころから
よく呼びまつがわれました。
「モクゼン」さんや
「キゼン」さんならわかりますが
会社のファックスで
「コガネ様」と書かれていたときには、
木全→木金→コガネ=私
であることに気づくのに、
しばらくかかりました。
さらに、
ビジネスホテルのフロントで
「セン様ですね?」と呼ばれ、
差し出されたそのキーは
確かに私の泊まっていた部屋番号でしたが、
木全→栓→セン=私
だとは、部屋に戻って
しばらくたってからしか
気づけませんでした。
(きま) |
 |
私の名字は「伊達」です。
伊達政宗、伊達巻き、伊達メガネと
割合ポピューラな名前だと
思っておりましたが、
意外と読めない人も多く、
銀行の窓口などで
「イタチさーん」
と呼ばれること数回。
周囲の視線が痛く、
毎回出て行くのをためらいます。
(茶々) |
 |
お客様との電話で、
「明子さん」という名前を
お伝えしたときのことです。
私「明子様は漢字で
明るいに子供の子です」
客「あー、明るいに
子供の子ですね。
えーっと、
明太子(めんたいこ)の
明(めん)ですよね?」
私「(3秒沈黙)
はっ、はい、さようでございます」
客「わっかりましたー、
ありがとうございます」
衝撃的でした。
(れいこあら) |
 |
名前の漢字の言いまつがいです。
夫が電話で漢字を説明していたとき、
「弘」という字のことを
「ゆみへんにカタカナのムです」
と言おうとして、
「ゆみへんにひらがなのむです」
と言っていました。
(くいな) |
 |
姓が「関」といいます。
数学の授業中、
定理などをノートに写すと、
「関数f(x)」と記述する
回数が非常に多くなります。
その後、小テストなどで
自分の名前を書こうとすると、
必ずといっていいほど
「関数」と書いてしまいます。
自分の名前なのに、間違える悔しさ‥‥。
勝手に動く手が恨めしいです‥‥。
(せきゅ) |
 |
まぁ、よくある間違いです。
私の旧姓は「甲斐」でした。
20年程前の事ですが、
軽トラックで魚を販売している
おじさんがアサリ貝の注文で
「貝様」と書いたビニールの袋を
手渡してくれました。
よくある間違いですネ。
(魔) |
 |
我が家の苗字は「あいのや」と言います。
漢字では「相野谷」と書くのですが、
苗字を言えば必ず
「えっ?」と聞き返され、
漢字で書けば
「何と読めば‥‥」と言われる始末。
「あいのたに」「あいやたに」
「そうのや」「そうのたに」
と間違いにもバリエーションが
あるのですが‥‥。
中学生の時、塾の先生がおっしゃった
「あ‥‥あいややくん?」
だけは、どうしても忘れることが
できない間違いです。
間違えたのは国語の先生。
(ひねりすぎ) |
 |
私の旧姓はトダですが、
「オダ」「ワダ」「タダ」
と聞き間違えられ、
その241のあんみんさんと同じく、
「戸びらの戸に田んぼの田です」
と言って、間違いを回避してきました。
ですが一回だけ、
「扉田さま」
と書かれた封筒を
受け取ったことがあります。
(結婚後はタダ) |
 |
会社で、同僚が相手の方の
名前を確認しておりました。
「のちほどFAXを
お送りしたいのですが
松井さま、漢字のほうは
『まつ』に『い』で
よろしかったでしょうか?」
ってそれ、確認になってないじゃん!
まんまじゃん!
(ash) |
 |
取引先の銀行の人で
「やまだしま」(山田嶋)さん
という方がおられて、
珍しいお名前とあわせて
とてもインパクトのあるお顔と
それはそれは立派な体格の方で、
「お相撲さんみたいな人だなぁ」と
ずぅーーーっと思っていたら、
ついつい電話をかけた時に
「しまだやまさん
ご在席でしょうか?」
と言いまつがってしまいました
(miho) |
 |
息子が生まれてしばらくの間、
母はなかなか名前を
覚えてくれませんでした。
孫に向かって、
「ヒカリ‥‥違う違う、
ノゾミ‥‥コダマ‥‥ちゃん?」
確かにJR特急つながりやけどね、
いとし・こいしの漫才とちゃうし。
正解は「ハルカ」。
(Q太郎) |
 |
今年産まれた娘に
「ひなこ」と名付けたのですが、
実家の猫の名前が「はな」であることを
うっかり忘れてました。
「ひなちゃん、これは、はなちゃんよ。
そんでもってはなちゃん、
ひなちゃんよ。よろしくね」
と、お互いに紹介してみたのですが、
猫はどこ吹く風。
コドモも、まだわかっていないようです。
しかし! 私の親は、大混乱です。
「ひな」ちゃんと「はな」ちゃんが
ごっちゃになってしまい、
どちらがコドモでどちらが猫だか
わからなくなっています。
もう、どっちでもいいです。
だって、親の私が
言いまつがうのですから‥‥。
ね、はなちゃん。
じゃなかった、ひなちゃん。
(失敗した母「ぐま」) |
 |
アメリカで仕事をしています。
日本からいらっしゃる
「ひろゆき」さんという方の
飛行機のチケットを手配した際、
旅行会社から発行された
チケットの名前は
「Hidoyuki」
になっていました。
早速旅行会社に電話をして
変更をお願いしましたが
このままでも搭乗OKだと言われました。
仕方ないのでお客様に
説明とお詫びの電話を入れた所、
「大丈夫ですよ。前回は
Heroyukiに
なってましたから」
も、申し訳ありません‥‥。
(うた) |
 |
私の名前は東(ひがし)ですが、
よく「アズマ」と呼びまつがわれます。
世間での「ひがし」と「アズマ」の割合が
どれくらいなのかわかりませんが、
多くの人は「アズマ」と読むものだと
堅く信じている様子です。
初めて電話してくる人は、
95パーセント「アズマ」さんと言います。
面と向かって名刺を渡しながら
「ひがしです」とわざわざ断っても、
「アズマさん」と切り返される始末です。
いちいち訂正するのも面倒になり、
「アズマ」に成りすますことが
多くなりました。今は名刺に
「ひがし」と読み仮名を振っています。
まつがわれるのにはすっかり
慣れっこになっていましたが、電話で
「にしさん」と呼ばれたときは、
思わず絶句しました。
どこで180度ひっくり返ったのでしょう。
(ひがし) |
 |
同僚が電話で、
名前の漢字を説明していました。
「介」という字が
うまく説明できないようで、
「芥川龍之介の介」でも通じず、
困り果てたあげく、
「あ、そうそう、
イカみたいな形の
すけ、です」
それでどうやら先方も
わかってくれたみたいでしたが。
(ぱご) |