新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル! 〜その260〜
先日、我が家にかかってきた まつがい電話です。夜中だったので、 私は眠っていたのですが 実家から離れて暮らしているので もしや、実家から緊急の連絡かと思い 寝ぼけながらも、 なんとか電話に辿り着き 受話器を取り上げたところ、 「もしもし!! 中華の○○です!! 豚足10本、お願いします!」 と、若い女性の声で、 豚足を注文されてしまいました。 一瞬、いたずら電話? とも思ったのですが 「番号をお間違いですよ」と言うと 「あっ、すみませんでした」 と申し訳なさそうに電話は切られました。 その後、豚足は 納品されたのでしょうか? (しろごまくろごま)
以前かかってきたまつがい留守番電話、 「‥‥○○銀行ですが、 手形の件で」 と流れ出す。しかも何度電話しても 留守なので急ぎで大事な用件を 留守電に入れときますニュアンスが。 「手形」の響きにドキドキしたけど、 支店名もわからずそのままに。 あれからまつがい電話がこないのは 件の会社が潰れたからでは ないことを願っています。 (派遣社員A子)
一人暮らしの私の留守電に 入っていたまつがい電話。 「あー、○○(恐らく会社名)です。 申し訳ありませんが マンホールのフタ、 少々遅れます。 またご連絡します」 でもニ度目は入ってませんでした。残念。 (登茂子)
以前、家の留守電に 残っていたメッセージですが、 「なかよし幼稚園ですが、 明日までに紙ねんど 40コ届けてくださーい。 お願いしまーす」 40個! そりゃあ私には無理だ! しかも明日だ。正直あせりましたね。 翌日園児たちはねんどにありつけたのか 今でも気になります。 (ちか)
この前、旅行会社から ツアーの集合場所変更の まつがい留守電が入っていたという 投稿がありましたが、私の場合は、 さらにもうひとつ別の 重要メッセージが残されていました。 とても慌てた様子の女性の声で 「こんばんは、 ○○ツーリストの××です! 明日のツアーですが、 集合場所が××に 変更になりまして、 集合時間も朝8時半から朝8時に 変更になりましたので、 お間違えのないよう お気をつけください。 それと、ご同行の○○様にも 先ほどから お電話しているのですが つながらないため、 大変お手数ですが この伝言をまわして いただけますでしょうか? どうぞ よろしくお願い致します!」 えええ〜〜っ! ま、まわすってどこの誰に? そんなツアー知らないし。 (小心者の私)
ある日、何かの勧誘らしき女性から 自宅に電話がありました。 母と代わってほしいと言うので 「ちょっと今いません‥‥」 と答えると、声がよくなかったのか、 それとも答え方がまずかったのか 「そうかぁ〜。 じゃあ、おかあさんが 帰ってきた頃に また電話するから、 電話があったこと、 伝えておいてくれるかなぁ〜?」 と幼子をあやす様な甘い返事が 返ってきてしまいました。 ごめんなさい。あの後最後まで 幼児を演じた返事をしてしまいましたが 本当は23歳、大学生です。 (さち)
大学でポーランド語を学んでいた私は 夏休みにポーランドを 一人旅行していました。 東京で知り合ったポーランド人の学生と 今度は彼女のふるさとで会いたいと思い 彼女の実家の電話番号をプッシュします。 「はい?」 中年くらいの ポーランド人女性が出ました。 きっと彼女のお母さんなのでしょう。 電話で外国語というのは ドキドキするものです。 「私は○○という者で日本から来ました。 ヨアンナさんいらっしゃいますか?」 と何とか言い終えたものの、 なかなか彼女にかわってくれる 気配がありません。私のポーランド語が 通じなかったのでしょうか。 ドキドキして待っていると しばしの沈黙の後、 「タカシ〜」 と家の奥に向かって叫ぶ声が。 ‥‥タカシ? 日本人の名前? でもなにかの聞きまつがいだろうと 待っていると、 「もしもし、 電話かわりましたが‥‥ どちらさまですか?」 私の耳にははっきりと、 日本語をしゃべる男性の声が 聞こえてきました。 アクセントといいしゃべり方といい、 これはネイティヴの日本人です。 以下、日本語で会話が続きます。 「あ、あの、私○○といいます。 ヨアンナさんとお話したいのですが」 「ウチにはヨアンナなんて人 いませんけど‥‥ 間違い電話じゃないですか?」 「あ、そ、そうですか、 失礼しましたっ‥‥」 激しく動揺したまま、 私は電話を切りました。 ヨアンナさんの実家があるのは およそ外国人など 住んでいなさそうな郊外の小さな田舎町。 市外局番は確かにその町のものでした。 電話に出たタカシさん、 何者だったのでしょう。 外国で偶然かけてしまった まつがい電話に 日本人が出てしまうこともあると わかって以来 ますます外国で電話、というと ドキドキするようになってしまいました。 (結局彼女とは会えず)
大昔の彼の携帯電話の留守電に 入っていたメッセージ。 「○○ちゃん?(女性の名前) □□のおばちゃんだけど、 △△のおばあちゃんが、 どうしてもあなたに 会いたいって言ってる。 あなたの気持ちも分かるけど、 こんなときだから、病院に来て、 おばあちゃんに会ってあげて」 そのメッセージを聞いた元彼は、 「間違いだって かけなおしたほうがいいよね!?」 って言ったんですが、 公衆電話からかかって来ていて、 かけなおしができないのです。 2日後、同じく公衆電話からの電話で、 「○○ちゃん!!(泣き声) □□のおばちゃんだけど、 なんで来てくれないの? △△おばあちゃん、 会いたい、会いたいって 言ってるのよ! お願いだから、お願いだから、 早く来てちょうだい。 ○○ちゃんだって、 おばあちゃんのこと、 わかっているでしょう? 後悔するから、絶対来てあげて」 どうしようもなく、うろたえる元彼。 ヒントになる苗字や病院名は まったくありませんでした。 さらに公衆電話からの 着信履歴が数回あり、1週間後、 またメッセージが入っていました。 「○○ちゃん??(号泣) お願いだから、 電話に出てちょうだい‥‥」 次の日、元彼は、 電話に出ることができました。 「あの、僕は××と言って、 ○○さんの携帯ではありませんが」 しばらく沈黙後、 「‥‥あら、じゃ、 ○○ちゃんに会ったら、 おばあちゃん、無事、 退院したって言っといて」 と言って、切れました。 勝手に不幸があったと誤解し、 ○○さんに伝えなければ!! と思った元彼は、哀れでした。 (ちょび)