新着(しんちゃく)「言いまつがい」スペシャル! 〜その261〜
上司に電報を打つよう頼まれた後輩A。 漢字電報だったので、 上司の名前の漢字を ひとつひとつ説明してました。 「政彦の政は、政治の政、彦は‥‥」 丁度いい単語が思い浮かばないのか、 悩んでいるので周囲では 「田原俊彦の彦だよ」とか 「近藤真彦の彦」とか 教えてあげてるのですが、 耳に入らない様子。 と、ひらめいたのか、大きな声で 「彦一とんち話の彦です!」 電文を復唱する際、 NTTのおねーさんは、ちゃんと 「彦一とんち話の彦ですね」 と言ってくれたそうです。 (くまくま)
私の友人が、会社で 電報の手配を頼まれた時のこと。 発信人の下の名前が 「毅(つよし)」さんだったのですが、 漢字の説明をしていた友人、 ご本人が横にいるにもかかわらず、 「えー、つよし、は、 『立つ』に 『豚(ブタ)』の右に 『殺す(コロス)』の右です!」 ときっぱりと言いました。 別にまつがってる わけではないんですけど‥‥。 そういえばこの友人、他の人の名前で 『元』という字を説明するのに、 これまたご本人が横にいるのに 「元も子もない、の 『もと』です!」 と言ってました。 今ではこの子が電報をうつ時には、 フロア中が聞き耳を立ててます。 (『元』は元旦の『元』と 言いたい友人)
私の職場には「かわうえ」さんがいます。 電話で名乗られる際は 「三本川に上の『川・上』です」 と言わはるので、 相手先の方もメモをとりながら、 「ああ、かわ、うえさんですね、 はいはい」と しごくスムーズに電話は終了します。 しかし、その後、先方さんから 折り返し電話があった際、以前 「ああ、かわ、うえ、さんですね」 としっかりメモられていた方に限って、必ず 「カワカミ様いらっしゃいますか」 と、「カワカミ変換」されて かけなおしてきはります。 皆様、「川上」に、振り仮名を ふろうとは思われないようです。 シンプルな名前にも 言いまつがいありなんですね‥‥。 (私の名前はシンプルじゃない)
うちの息子は聖矢(せいや)といいます。 市の催しに予約の電話を入れて行った時、 「お子様のお名前は?」と聞かれ 「『ひじり』に 『ゆみやのや』で聖矢です」 と言ったら当日名簿には 「聖弓」と書かれてました‥‥。 おいおい‥‥。 (さるる)
「写部」と書かれてしまった 「真部」さんがいましたが、 僕もレンタカーを借りた時に 同じようなことが。 電話で予約する時に 「写真の真に、 太郎でシンタロウです」 と言ったのに、当日書類には 「写太郎」と‥‥。なんだか 使い捨てカメラになった気分でした。 (真太郎)
私の元同僚で 「水田(みずた)」という人がいました。 「それでは、書類を〇〇課の 水田までお送りください」と 彼が電話で言った件数のうち何通かは、 「〇〇課水玉様」宛てで届きました。 送付される書類で追われていた係では その度に楽しませていただきました。 (Tomoko.K)
「アズマ」さんと呼ばれてしまう 「東(ヒガシ)」さんが いらっしゃいましたが、 私は「ヒガシ」と呼ばれてしまう 「東(アズマ)」です。 出席確認で初めから 「ヒガシ」と言い出す先生たちに 「出席番号1番のヒガシさんが 全国にどれくらいいるのか」 と問い詰めたい気持ちです。 (私は名前も間違えられやすい)
わたしの会社には、東さんと書いて、 「ひがし」さんと「あずま」さんの ふたりが同じ部署にいました。 「あずまさん」は もとからいたベテランのおばちゃんで、 「ひがしさん」は新入社員の男性でした。 「あずまさん」はまつがわれることなく、 呼ばれていました。でも 「ひがしさん」は、最初のころ ほとんどの人から 「あずまさん」と呼ばれ、 いちいち訂正していました。 「ひがしさん」を呼ぶほうの人も、 「ひがし? あずま?」 と考えてから呼んでいました。 しばらくたって「ひがしさん」も ようやく仕事に慣れてきたころ、 「ひがしさん」は 「ひがしあずまさん」と、 合体した名前で 呼ばれるようになっていました。 (私の苗字はもっとややこしい)