── |
銀杏BOYZさん、
このたびは、どうぞよろしくお願いします! |
|
よろしくお願いしまーす。 |
── |
今日は、ベースご担当の安孫子さんが
「料理長」として
おもに腕をふるってくださるということで。 |
|
はい。山形県民を代表してがんばらせます。
|
|
はい。お母さんにレシピを聞いて、
家で3回くらい練習してきました。
今日はせいいっぱいがんばります。
ピンクのパーカーを着ているのが安孫子料理長。 |
── |
それは楽しみです! |
|
それじゃあ、さっそくはじめましょう。
まずは‥‥。
(お母さんのレシピを確認)
「火を起こす」です! |
── |
そこからですか! では起こしましょう。 |
|
薪をマウントして‥‥うまく点くかな。 |
── |
薪をくべることを「マウント」と。
|
|
はい、薪をじょうずにマウントしましょう。
で、固形燃料を使って‥‥よく燃えないな。
じゃっかん不安な立ち上がりを見せる銀杏班の火。 |
── |
そうですね。 |
|
‥‥ま、いずれ燃えるから大丈夫でしょう。 |
── |
えーと、それじゃあ次は‥‥。 |
|
「鍋に酒、しょうゆ、砂糖を入れる」です。 |
── |
汁をつくるんですね。
|
|
今回は、無理を言って「出羽桜」という
山形のお酒を、用意していただきました。
これはもう、とんでもない地酒なんです。
本当に、ありがとうございます。 |
── |
いえいえ。 |
|
出羽桜、丸大豆しょうゆ、砂糖入りまーす。
|
── |
あの、それぞれ、分量は‥‥。 |
|
‥‥あ、書いてないですね。
適当で大丈夫だと思います。
あとで修正ききますし。 |
── |
はぁ。 |
|
とりあえず今は
酒としょうゆをほぼ同量、入れました。 |
── |
‥‥それにしても、火、えらい燃えてますね。 |
|
どんどん次に進みましょう。肉です。 |
── |
もうメインキャラですか! |
|
以前、うちのドラムの村井のお母さんが
勤めていた
山形牛の名店「佐五郎」のお肉を
今回とくべつに、ご用意いただきました。
本当に、ありがとうございました。
|
── |
うわー‥‥ここ、有名なお店なんですか? |
|
1階が精肉店で2階がレストランなんです。
本当においしいお肉で有名で、
江川卓さんも、ご来店されるようです。
ぼくがわがままを言って、お願いしました。
|
|
細川たかしさんとかも、
山形に来たら食べに行くって聞いたよ。 |
── |
それは楽しみですね! |
|
それじゃあ、佐五郎の牛、入りまーす!
わさ、わさ、わさ‥‥。
|
── |
おおー、佐五郎のお肉が、豪快に入りました!
‥‥ちょっと火が燃えすぎてないですか?
|
|
‥‥燃えすぎてますね。 |
|
ちょっとした火事です。 |
── |
少なくともボヤですね。 |
|
おかげで、すぐに火が通りました。
ここでお肉は、いったん上げておきましょう。
|
|
あっ。 |
── |
どうされました?
|
|
あっ。
|
|
ジョン・レノンだ。 |
── |
いや、みうらじゅんさんです。
みうらじゅんさんが登場されました。
|
|
どうもー。 |
|
みうらさん、おはようございます。 |
|
食うだけの役で来ました。 |
|
ははははは。 |
|
今日は、山形牛を取り寄せてもらったんです。 |
|
あれ、村井くんのお母さんとこの牛じゃない。
あのおいしいやつ。 |
|
山形に住んでても、なかなか食えないですよ。 |
|
うわー、すっごいなぁ。 |
|
でしょう?
|
|
たださ、これ、ふつうに焼いて食ったほうが
うまい肉なんじゃないの。 |
|
しーん。 |
|
この肉、煮るというより、焼きたいよねぇ。 |
|
さすが、みうらさんだ。 |
|
これ、焼いたほうが絶対うまいと思うよ。 |
|
もう煮ちゃいました。 |
|
うわー、すごいことしたなぁキミら。 |
|
もう、この状態で食っちゃおうか。
|
|
たしかに肉的には今がピークかも。 |
|
ははははは。 |
|
これで焼きそばやりません、今日? |
|
ははははは。 |
|
ははははは。 |
── |
ははははは。
違う会になりそうなんで、先に進みましょう。
料理長、次はなんでしょうか。 |
|
えーと
「里芋・こんにゃく・ごぼうを入れて、
具材が浸るまで水を入れる」
その後、
「里芋が柔らかくなるまで煮る」です。 |
── |
なるほど。
|
|
ちなみに、こんにゃくの「あく抜き」など、
具材の下ごしらえは
飯島さんが、してきてくださいました。
本当に、ありがとうございました。 |
── |
こんにゃくは手でちぎるんですね。 |
|
そのほうが、味がしみやすくなるって
お母さんのレシピに書いてありました。 |
|
ちなみに、山形は
こんにゃくの消費量日本一なんですよ。 |
── |
へぇ! |
|
ラーメンもね。 |
── |
こんにゃくとラーメン日本一。 |
|
ぶっちぎり日本一らしいです。
消費量が。 |
|
スリッパ生産量も日本一です。 |
── |
こんにゃくとラーメンとスリッパ日本一。
山形県のプチ情報ありがとうございます。 |
|
これでしばらく、芋が柔らかくなるまで。 |
── |
ちょっと待ちですね。 |
|
で、最後、肉とネギを入れて、できあがり。 |
── |
けっこう、すぐできるんですねー。 |
|
‥‥ジャーン! ジャーン! |
── |
あ。 |
|
ジャーン! ジャーン! |
|
あ。 |
|
ガン! ガン! ガン!
ガン! ガン! ガン! |
── |
うちの社長が来ました。
|
|
飯島さん、ガンバレー!
銀杏さん、ガンバレー! |
── |
うるさくてすみません。 |
|
いやぁ、どうも、どうも、みなさん。
みうらさんのおかげで、こんなに晴れて。 |
|
ぼく「晴れ男」ですからね。 |
|
あ、そうなんですか? |
|
今日は温度も上げてますよね。 |
|
だいぶ上げときました。 |
|
ははははは。 |
|
おかげで暑いくらいです今日は。 |
|
ええ。出だし、けっこう「くべる」んでね。
はじめちょっと暑いくらいになるんですよ。 |
|
あんたボイラーマンか。 |
|
そうなんです。
将来、ボイラー技士しかないと思って。 |
|
ははははは。
|
|
タクシーの運転手も無理ですから。 |
|
あ、みうらさんタクシーはダメだね。 |
|
免許ないですからねオレ。自動車の。 |
|
じゃあ「歩くタクシー」ってどう?
手を引いて歩くの。都内を。 |
|
介護ですよね、それは。 |
|
「えー、新宿のどのへんですか」 |
|
たくさん客拾えないじゃないですか。
一日に、そんなに。 |
|
オレ、もしそういう人がいたら、
まずは話聞くなぁ。
|
|
あ、そうですか。 |
|
こんにちはー。 |
── |
あ、梅佳代さん、こんにちは。 |
|
こんにちは。 |
|
いきなり録っとる、この会話までも。 |
── |
銀杏BOYZさんとは、
どういう仲の良さなんですか? |
|
一回、写真を撮ってもらって
それから仲良くなりました。 |
|
そうなんです。 |
|
あとキッズ携帯つながりです。
|
── |
キッズ携帯? |
|
そうそう。携帯がいっしょやってん。 |
|
まだ、キッズ携帯なんですか? |
|
いまちがうけど。‥‥なんでネギなん。
|
|
あ、もうちがうんだ。 |
── |
ちなみに何色だったんですか。 |
|
カエルみたいな緑色。 |
|
そういうつながりもあって、
遊んだことはないですけど、
なんか、通じるものがあるんですよ。 |
|
そうなんです。 |
── |
今回、芋煮ということなんですが‥‥。 |
|
はい、もうできたの? |
── |
いま、まさに里芋を煮込んでいて、
柔らかくなったら、肉を入れて出来上がり。 |
|
食べたことないでしょ。 |
|
山形で食べたときあるよ。取材に行って。 |
|
うそ! どこ? 山形市? |
|
山形市‥‥。 |
|
市内で食べたの? |
|
わからん、たぶんそうと思う。 |
|
里芋と、ごぼうと、こんにゃくと、ネギと‥‥。 |
|
うん、たぶん。でも、ちゃんと食べてない。
写真撮りに行ったからね。 |
|
そんな味わえなかったんだ。 |
|
家族みたいな人が
とりあえず座れっていうから、座って。
|
|
ははははは。で、食ったの? |
|
食った。おいしかった。 |
|
山形では、馬見ヶ崎川という川の河川敷で、
毎年秋になると
ものすごいおっきい鍋を使って
芋煮会をするんです。 |
|
あ、でっかい鍋が展示されとったよ。駅に。 |
|
それそれそれそれ。それを使うのよ。 |
|
あ、そうなんや。 |
── |
ショベルカーでかき混ぜるやつですか?
ニュースで見たことあります。 |
|
ショベルカー? |
|
人間の手でかき混ぜられないほど大きいから、
ショベルカー使うの。 |
|
今日それやればよかったのに。 |
|
えっ。 |
|
今日それやればよかったのに。 |
|
‥‥ごめん、準備不足だわ。 |
|
ははははは。飯島さんのほう行ってくる。 |