荒俣さんと、がっぷり組んでみませんか?
インパクが始まって、
早いもので、1ヵ月経とうとしてます。
1月の編集長企画『イトイ式マトリックス』に続いて、
2月の編集長企画の担当は荒俣宏さん。
今日は、そのさわりを、ちらっとご紹介したいと思います。
荒俣さんは、なによりもデカイのヒトです。
常人の想像以上の「大きさ」で生きている方なので、
インパク企画でも、はみ出しようが大股になっています。
◆2月1日から、
『荒俣宏的新世界観察考』なるコンテンツが登場します。
この2月企画は3本立ての構成になっています。
・超漢字
・荒俣式楽網検索機關
・壱千九百年巴里萬国博覧會
http://www.inpaku.go.jp/gate/edchief/aramata/index.html
そうなんです。
ご覧の通り、悶絶の漢字攻め。
ワープロやパソコンの普及で、
「覚えなくていい」と隅に起きがちな漢字を
あらためて取り上げようという、挑発的な企画なのです。
「アメリカ育ちのパソコンがいちばん苦手とする漢字」
この一言に荒俣さんの腕まくりっぷりがうかがえます。
漢字に宿るイマジネーションをテコにして、
日本発のインターネット・コンテンツの可能性を
拡げようとする野心に溢れた1ヵ月になります。
特に『超漢字』コーナーにある「創作漢字」では、
いきなり「集え! 新世紀の漢字創作者たちよ」との
雄叫び。
我が創作漢字の狙いは新しい漢字を世の中に送り出し、
未来の漢字文化への橋渡しを図ることである。
こうして誕生するのが21世紀の超漢字だ。
新しい表現としての漢字を、
現代のコンピュータが表記することができないのであれば、
その無粋で、傲慢な姿勢は
必ずや糾弾されることになるであろう。
(荒俣宏)
荒俣さんの鼻息はアツアツです。
インパクで広く創作漢字を募り、
生まれた漢字を今世紀中には
漢和辞典入りさせようという志の高さです。
「ほぼ日」読者のみなさま、
こんな機会はそうそうあらしまへん。
どしどし応募してください。
どうかよろしくお願いします。
優秀作には「豪華記念品進呈」とのこと。
「豪華」のスケールもデカそうです。
荒俣さんのスケールを写し込んだような2月企画。
どこかしらかが毎日更新されていきます。
『イトイ式マトリックス』は消えませんので、御心配なく。
2月以降も渋くコンテンツが変化していきます。
インパクを御贔屓に。
http://www.inpaku.go.jp
◆現在確認中の確かな情報
1月編集長のインパクツアーが発表されているとか。
http://www.inpaku.go.jp/gate/tours/index.html
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