1年間どうもありがとうございました!
2001年12月31日の大晦日をもって
インパクが終了します。
はじめから期間はわかってはいたのですが、
体験してみると、
あらためて「長かったーーっ!」と言えます。
◆12月31日のトップページでは、
しりあがり寿編集長のエンディング記念アニメを
朝昼夕の3回更新。
えも言われぬ気の長い3コママンガとして
お楽しみいただけるはずです。
ワトソン君としてご指名を受け、
ほそぼそと続けてきたこの連載も、
インパクとともに終了します。
その間、うんざりするほどいろんなことが起こりました。
無人島に失踪して、
だれからもつながらなくなりたい気にも
2度ほどなりました。
いろんなことが見えてきたり覚えたりもしました。
むずかしい事態を動かすことで、力がつく。
仕事も勉強も筋トレも同じですね。
ひとと協力しあうことで岩石は動かせるけども、
どうしたって山は動かなかったりします。
今、ひとつ言えることは、
「もうこういう行事はないだろう」という
安堵のこもった確信であります。
お国が自らコンテンツの制作に関わるというのは、
戦時下でもなければメディアの歴史には見当たらない
喜ばしい珍事でありましたけれど、
そのおっちょこちょいなおっちゃんたる国は、
取り締まりの総元締めでもあったわけで、
やはり向いていなかったですよね。
「創造」と「規制」っていう食いあわせが悪かったです。
ほど良い制約が優れた作品を生む例は、
世の中にいくつもあるわけですが、
それが実現するまでの時間と
その実現のためのほがらかな約束事が無かったのが
残念であります。
これからは、より良いインターネット環境づくりに専念する
足長おじさん役を期待したいものです。
インパクに送り手として熱量を注いだ多くの人たちから、
次の素敵な何かが生まれていけば、と願っています。
そして、インパクを通りぬけた人の種が散らばって、
30年やら40年後にでも、
「あぁ、おたくもインパクに関わってたんですか、
わっはっは。」という会話が、
思いがけず耳にできたらいいですね。
そのころ、インターネットは、
どんな未来をつくっているのでしょうか。
1年間の御贔屓に深く感謝いたします。
ありがとうございました!
◆現在確認中の確かな情報
さて、インパク閉会後のインパクですが、
約1ヶ月ばかり、パビリオンリストとインパク宣言が
紹介されるらしいです。
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