インパクを遊ぼうぜ

石井竜也編集長、「暇人」です!

あの「元米米クラブ」の、
あの「カールスモーキー」さんが、
「あの」からは自由な「石井竜也」として、
11月のインパク編集長として登場です。

◆石井竜也編集長企画
『暇人(ヒマジン)』が始まりました。
http://www.inpaku.go.jp/gate/edchief/ishii/index.html

今年も全国ツアーで超多忙な石井編集長の企画テーマは、
なんと「暇つぶし」なんです。
darling交えての企画会議後すぐ、
石井さん自らMSWORD文書で濃い企画書を制作。
すごい。
事務系もできるマルチアーチストです。

この企画には、石井竜也流「暇つぶしの美学」が、
ふんだんに込められています。
タイトルが「ヒマジン」と、
「イマジン」を連想させるのも、
暇が想像力の源で、想像力は文化や自由の母だとの
石井さんの主張から来ています。

内容は、というと、
石井さんが暇をもてあそんでの「1人しゃべり」を
音声と映像で楽しんでいただこうというもの。
昼間の空を流れる雲を延々観察したりとか、
シーツの皺を山脈に見立てて山登りとか、
無理の無い程度に息を止めてみるとか、
2時間の行列でチケットの端をふやかすとか、
どれもこれも「1人遊び」の極致です。

昔からモテてモテて仕方なかったはずのスターが、
幼いころからずーっとこんな暇の時間を
大切に過ごしてきたかと思うと、可笑しいです。

暇というのは、
要は「余計なことをする」ということなんでしょうね。
そうすると、ついついひとは幻視に走るわけで、
そこに想像力の宝庫があるのだな、と、
石井編集長の話を聞いていると感じます。
作家のJ.G.バラードさんは、たしか
「人類最後の資源は想像力だ」と言うてましたが、
想像力の中でも「幻視力」なんでしょうね。
実世界をテーマパーク化しちゃう能力という意味では、
「空飛ぶピンクの象」を産み出す力でもありますし。

「幻視力」とは、「見間違える力」でもありますね。
ふだん暮らしていると
「おっかさん」と「落下傘」を言い間違えたり、
「絵本」と「エロ本」を取り違えたりってことは
ありますが、
石井さんのように「見間違える」能力にたけたひとは、
とても珍しいと思います。
しかも、ご本人は駄洒落が大好き。
あ、これは「言い違え力」ですね。
石井さんが言うとオヤジギャグすら
メロディアスに聞こえます。

音楽に限らず、映画やインダストリアルデザインまで、
幅広い創作活動のマグマのような
石井さんの「違いをつくり出す能力」が
インパク上で惜しみ無く公開されます。
スター石井竜也さんの孤独で想像力満載のつぶやきに、
みなさんも耳をすませて、
「暇人能力」を開発してください。
しかも、歌手にしておくにはもったいないトーク。
笑えます。

そうそう、「ほぼ日」でお馴染みの宇田敦子さんや
田中靖夫さんの作品とのコラボレイトもありますので、
ぜひお楽しみに。

インパクも残り2ヵ月です。
忙しさに飲み込まれて
「パンとおにぎりの日々」を過ごす時こそ、
「暇だなぁ〜」とあえてつぶやいて、
周りを見つめることが大切かもしれませんね。

インパクを御贔屓に。
http://www.inpaku.go.jp

◆現在確認中の確かな情報
ゲートページの舞台裏にコンテンツが出来ています。
http://www.inpaku.go.jp/gate/index_back.html
回覧板を盗み読みするような楽しみをどうぞ。

2001-11-02-FRI

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