田口ランディ編集長、ぐるぐる。
今、エネルギッシュな書き手の5指には入るだろう、
田口ランディさん。
5月の編集長企画から再び精力的な
コンテンツ増設に乗り出しました。
◆田口ランディ編集長企画
『1人で、できる。ぐるぐる強化月間』が
始まりました。
http://www.inpaku.go.jp/gate/edchief/randy/index.html
ご本人曰く、「出戻り編集長」。
この強化月間のタイトルの由来は、
小説家デビューまでの日々を綴った
『ぐるぐる日記』(筑摩書房)にこんな言葉。
“泣いて、笑って、喧嘩して、たくさんの人を出会い、
出会いが出会いを生み、
その出会いがまださらに出会いを生んでいく。
「人生ってぐるぐるなんだなあ」という、
この世の不思議に感嘆する心情が、
そのままタイトルになってしまった。”
今月の編集長企画では、
田口ランディさんのぐるぐるスピリットに則り、
パビリオン設営者のみなさんやら、
田口さんのネット界人脈、
また、ベトナムの伝統音楽奏者まで、
編集長のエンジンでかき回そうという展開です。
田口編集長自らパビリオン設営者への突撃取材もありです。
先日は、田口さん、それから
「担当編集者は知っている」のツルミさんとともに、
インパクの自由参加パビリオンに取材に行ってきました。
「La Mer La Terre et Le Feu
しんちゃんの海、土と火」
http://www.yorii.or.jp/%7Enakajima/index.htm
小洒落たフランス語タイトルで、七輪陶芸のページ。
これは、きっと鎌倉か湘南あたりにご在住と思ったら、
大間違い。
なんと東武東上線の終着駅の寄居にお住いでした。
寄居とは、秩父事件で有名な秩父ですよ!
(あんまり説明になってない)
いやぁ、ホームページって、案外、
発信地の場所情報が無いんですよねえ。
「七輪陶芸をやってみましょうよ」と言ったものの、
それを知って後悔しましたね。
湯河原在住の田口さんにしてみれば、
高校生の遠足並みの移動距離です。
七輪陶芸については、
田口ランディさん自ら健筆をふるう編集長企画と
パビリオン現物を見ていただくとして、
パビリオンを設営する中島さんに
「なぜインパクに参加されたんですか?」と聞いたところ、
「糸井さんのホームページで見たから、
やってみようと思って」とのお答え。
うれしいお話です!
そして、中島さんの制作マシーンには、
おさるの時計が時を刻んでました。
かなりな「ほぼ日」ファンin秩父です。
うれしい気分になりましたです。
中島さん「今売ってるロコTシャツ買いましたよ」
「あー、ずっとほぼ日グッズ買ってらっしゃるんですね」
「いや、はじめてなんです」とはにかむ中島さん。
「え? なんでまた今回??」
「あれぐらい派手なヤツじゃないと、
この辺では目立たないんですよ。」
うなりました。
中島さん、「ほぼ日手帳」は地味だと思ってるのかなぁ??
実際に人に会ってみる大切さをひしひし感じます。
また、アクセス不振と周囲のプレッシャーに悩む
大阪府の石田さんを救おう企画。
これもお会いして話をつぶさに聞いたのですが、
切実で哀愁たっぷりな苦闘の物語、
「ほぼ日」でも書けないような事実の数々に
ピアノの鍵盤をハンマーで叩いたような不協和音が、
頭の中でがんがん鳴り響きました。
でも、そんな苦労話でもどこか笑っちゃうのが、
さすが浪花の人ですわー。
一寸先はわからないヒヤヒヤ企画が勢ぞろいした、
今月の編集長企画。
体内に原子力を仕込んでるのでは、と思える
田口ランディさんの熱量を御体験ください!
インパクを御贔屓に。
http://www.inpaku.go.jp
◆現在確認中の確かな情報
ついにインパクもエンディングまでのカウントダウン開始!
しりあがり寿さんによる、残り日数をクリックすると
舞台裏が見学できますよ。
http://www.inpaku.go.jp
ここにコンテンツが増えていく、との噂。
|