(ゆり子さんがドコノコの登録を終えて)
糸井
そういえば、ぼく、
誰かがイチから「ドコノコ」に
登録する様子をはじめて見ました。
石田
私、こういうことに疎いんですよ。
糸井
でも、むずかしくはなかったでしょ?
石田
全然むずかしくないです。
糸井
ちなみに、ぼくが「ドコノコ」の
コーナーの中でおすすめなのは、
やっぱり「ひろば」です。
今この瞬間に投稿された犬猫たちが
どんどんと表示されていくから、
なんか、駅前の雑踏みたいな
雰囲気なんですよ。
▲「ひろば」の様子。
石田
なるほど。楽しいですね。
糸井
すっごくにぎやかな屋外のカフェテリアで
お茶を飲んでいるときに、
目の前をいろんな人が通るじゃない?
あれみたいなんですよね。
石田
道行く人を眺める。
糸井
そうそうそう。
ここには、ときどき、
イタリアとかドイツとかの犬猫も
混ざっているんですよ。
海外にも「ドコノコ」を使ってくれている人がいて。
石田
へぇ!
すごいですね。

(ドコノコの画面を見て)
あ、サバ美ちゃんだ!
坂本美雨さんのところの猫ですね。
▲サバ美ちゃんのブック。
糸井
はい。サバ美も入ってます。
石田
かわいい。
糸井
あと、「ほぼ日」のトップページに、
ブイヨンの写真を載せていた
「気まぐれカメら」というコーナーが
あったんですけど、
そこを最近「ドコノコカメら」に変えたんです。
「ブイちゃん、そろそろ主役やめようね」って。
今はそこに、ぼくが「ドコノコ」で
見つけた写真を載せています。
石田
なるほど。
糸井
その「ドコノコカメら」に、
たった今、雪ちゃんを入れました。
ゆり子さんが
さっき「ドコノコ」に投稿してくれた写真を
ぼくが選んで、
「ドコノコカメら」のページに送ったので、
もうすぐ写真が出ます。
‥‥あぁ、出た出た出た。いいねぇ。
▲「ドコノコカメら」に載った雪ちゃん。
石田
あぁ! 本当だ。すごい。
なんか、ドコノコは
「ウイ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)」
みたいな世界ですね。
「みんなで育てる」っていう。
糸井
そうそう、ウイ・アー・ザ・ワールド。
でもね、こんな気分になるって、
作る前はわからなかったんですよ。
あ、そうだ、時間があるときに、
体重とか身長みたいなその子の特徴を
プロフィールに入れておいたほうがいいと思います。
もし迷子になってしまったときに、
いろんな特徴をそのときになって
入れるのは大変なので。
石田
わかりました。
糸井
あと、亡くなった花ちゃんも
「思い出ブック」に入れることができますよ。
石田
「思い出ブック」。
糸井
花ちゃんの写真、残ってますよね。
石田
はい、いっぱいありますよ。
糸井
ぜひぜひ。
石田
なるほどねぇ。
いいですね。
糸井
そうだ。それから、
「ドコノコ」には「ほんだな」という
コーナーもあります。
▲「ほんだな」のページ。
糸井
そこには、今登録されたばかりの犬猫や、
話題のタグ、
編集部の「おすすめブック」などが載っています。
石田
(画面を見て)
えっ。雪が、
もう「おすすめブック」に入ってます!
糸井
おぉ、今ここにいる
スタッフの誰かが入れてくれたんだね。
石田
ありがとうございます。
糸井
さっそくひいきを、
ステージママを
喜ばせるようなことをしましたね。
石田
ごひいきに。
これ、本当に
ステージママの気分を味わえますね(笑)。
糸井
でしょう(笑)?
(つづきます)
2016-7-28-THU

イラストレーション:大橋歩

撮影:小川拓洋