レシピその88
チコリアの肉詰め〜リハビリ、その後〜 |
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以前、イタリアで私が行っているリハビリの様子を
お送りいたしましたが、
ほぼ毎日リハビリに通ったおかげで、
膝の調子もたいへんよくなってきました。
3サイクルあるプログラムのうち、
2サイクル目からは、このリハビリセンターの
オーナーでもあり、友人のマリオが
プログラム全てを担当してくれました。
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▲マリオと私。
ちょっとでもさぼるとマリオに注意されます。
日本とイタリアとのリハビリの違いにとまどい、
ハイスピードでこなしていくことに不安を訴えると
マリオは
「今まで問題がないのだから
心配ご無用。僕を信じろ!」
と、なんともイタリア的な叱咤激励をしてくれました。
次第に私もイタリアのリハビリに
ついて行けるようになりました。
元気になった私のリハビリの様子を
少しご紹介しますね。
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▲自分でも驚くほど足が高くあがるようになりました。
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▲お隣の方は「もうミラノじゅうを散歩した感じ」
とおっしゃってました。
私の方は少し傾斜をつけて坂道を歩く感じです。
リハビリも終盤に入り、
見違えるほど軽く歩けるようになりました。
うれしいです。
さて、今回のお料理はチコリア(チコリー)の肉詰めです。
ほろ苦い野菜と肉との相性の良さで
食欲がわいてきます。
簡単にできますので、
お忙しいときの料理として、
どうぞ試してみてくださいね。
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チコリアの肉詰め
■材料(2〜4人分)
チコリア:大2個
ターキー胸肉:150g(鶏肉でもよい)
根らっきょう(エシャレット):1個(タマネギでもよい)
パルミジャーノチーズ:軽く大さじ2
パン:1枚(約15g)
バター:少々
ミルク:適量
塩・コショウ・オリーブオイル:適量
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☆下準備
・オーブンを170度にあたためておく。
・ターキーは大きめに切る。
・パンはミルクにひたしておく。
・パルミジャーノチーズはする。
・根らっきょうはみじん切りにする。
・チコリアは縦に切る。
厚みはフタとして使う方を1として、
器として使う方を3とし、
フタのほうを薄くする。
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■作り方
(1)塩を少々入れたお湯で
チコリアをさっとゆでる。
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(2)チコリアをざるなどに取り出し、
下向きにして水けを切る。
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(3)フードプロセッサーに切ったターキー、
パルミジャーノチーズ、ミルクにひたしたパン、
塩・コショウを入れて、肉が細かくなるまでかける。
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(4)(3)をボールに入れて、
みじん切りした根らっきょうを入れ、
全体を混ぜ合わせる。
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(5)器にする方のチコリアの芯を取り除く。
芯の芽の部分は飾り用に取っておく。
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(6)(5)に(4)を詰める。
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(7)(6)にチコリアのフタにする方を、
包みこむように広げて置く。
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(8)オリーブオイルを敷いた鉄板の上に
(7)をのせて、
上からもオリーブオイルをかけ、
その上にバターを適量のせる。
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(9)オーブン170度で20〜25分焼く。
途中で一度、焼き汁をかける。
(オーブンによって焼く時間が異なります。
肉に火が通ったところで焼くのを終えてください。
葉を持ち上げて串をさして
透明な肉汁が出てきたら肉が焼けています。)
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飾り用にとっておいた芯の部分を飾り、
焼き汁をかけます。
出来上がりです。
春らしい優しい味です。
どうぞ試してみてくださいね。
BUON APPETITO!
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