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アーカイブ 2009/03/29
 
レシピその88
チコリアの肉詰め~リハビリ、その後~


以前、イタリアで私が行っているリハビリの様子を
お送りいたしましたが、
ほぼ毎日リハビリに通ったおかげで、
膝の調子もたいへんよくなってきました。
3サイクルあるプログラムのうち、
2サイクル目からは、このリハビリセンターの
オーナーでもあり、友人のマリオが
プログラム全てを担当してくれました。


▲マリオと私。

ちょっとでもさぼるとマリオに注意されます。
日本とイタリアとのリハビリの違いにとまどい、
ハイスピードでこなしていくことに不安を訴えると
マリオは
「今まで問題がないのだから
 心配ご無用。僕を信じろ!」
と、なんともイタリア的な叱咤激励をしてくれました。
次第に私もイタリアのリハビリに
ついて行けるようになりました。
元気になった私のリハビリの様子を
少しご紹介しますね。


▲自分でも驚くほど足が高くあがるようになりました。


▲お隣の方は「もうミラノじゅうを散歩した感じ」
 とおっしゃってました。
 私の方は少し傾斜をつけて坂道を歩く感じです。


リハビリも終盤に入り、
見違えるほど軽く歩けるようになりました。
うれしいです。

さて、今回のお料理はチコリア(チコリー)の肉詰めです。
ほろ苦い野菜と肉との相性の良さで
食欲がわいてきます。
簡単にできますので、
お忙しいときの料理として、
どうぞ試してみてくださいね。

チコリアの肉詰め

■材料(2~4人分)

チコリア:大2個
ターキー胸肉:150g(鶏肉でもよい)
根らっきょう(エシャレット):1個(タマネギでもよい)
パルミジャーノチーズ:軽く大さじ2
パン:1枚(約15g)
バター:少々
ミルク:適量
塩・コショウ・オリーブオイル:適量




☆下準備
・オーブンを170度にあたためておく。
・ターキーは大きめに切る。
・パンはミルクにひたしておく。
・パルミジャーノチーズはする。
・根らっきょうはみじん切りにする。
・チコリアは縦に切る。
 厚みはフタとして使う方を1として、
 器として使う方を3とし、
 フタのほうを薄くする。




■作り方

(1)塩を少々入れたお湯で
チコリアをさっとゆでる。



(2)チコリアをざるなどに取り出し、
下向きにして水けを切る。



(3)フードプロセッサーに切ったターキー、
パルミジャーノチーズ、ミルクにひたしたパン、
塩・コショウを入れて、肉が細かくなるまでかける。



(4)(3)をボールに入れて、
みじん切りした根らっきょうを入れ、
全体を混ぜ合わせる。



(5)器にする方のチコリアの芯を取り除く。
芯の芽の部分は飾り用に取っておく。



(6)(5)に(4)を詰める。



(7)(6)にチコリアのフタにする方を、
包みこむように広げて置く。



(8)オリーブオイルを敷いた鉄板の上に
(7)をのせて、
上からもオリーブオイルをかけ、
その上にバターを適量のせる。



(9)オーブン170度で20~25分焼く。
途中で一度、焼き汁をかける。
(オーブンによって焼く時間が異なります。
 肉に火が通ったところで焼くのを終えてください。
 葉を持ち上げて串をさして
 透明な肉汁が出てきたら肉が焼けています。)



飾り用にとっておいた芯の部分を飾り、
焼き汁をかけます。
出来上がりです。
春らしい優しい味です。
どうぞ試してみてくださいね。

BUON �APPETITO!


 
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