レシピその129
カボチャのパスタ〜冬時間と誕生日〜 |
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日の出が遅くなり、
日暮れも早くなってきました。
そして、本日より待ちこがれた
「冬時間」になりました。
冬時間は夏時間から時計の針を1時間戻す、
貴重な時間のプレゼントがもらえる期間です。
1時間、いつもより余分に寝ることができるなんて
夢のように素敵なことです。
この素敵な時間のプレゼントと
同じような気持ちを感じたことが他にもあります。
それは私が50歳の誕生日の日。
五十路になったかと思うと感慨深いものがありました。
天命を知ることなんて難題極まりもなく、
それでも自然の摂理で重ねた年齢50歳。
今までも、5年が一小節、
10年で一段ひとくぎりといった感じで
過ごして来た私です。
50歳と言うと
5年という一小節が10回。
あとこの一小節が2回過ぎたら、
還暦を迎えるわけですから
私にとっては意味深いもので
気持ちを引き締めて迎えた誕生日でした。
ケーキに50歳のシンボルの
ローソクを立てたとき、
2歳違いの夫が自分の年齢から逆算して
誤りに気がつきました。
なんと、その誕生日の日、
私は49歳になったのです。
50歳ではなかった‥‥。
そう言えば、47、48歳くらいから
年齢をはっきりと意識しない
年齢層に入っていると感じていました。
40代のうちは、まだ
30代の延長の若さを感じますが、
50歳になると壮年真っただ中です。
しみじみ50歳になったと思っていたら、
実は、まだ49歳だった。
この1年の違いは私にとって一大事です。
この1年の誤りのおかげで
1年の時間のプレゼント!
今まで味わったことのない
素敵な時間のプレゼントで
うれしすぎて、
この余った1年は、
何をしようなんて困惑したほどでした。
皆からは「とりあえずこの1年で
あわてんぼうを少しでも直したら」
と提案されました。
さて今日は「ハロウィン」ですね。
カボチャでにぎわう日ですね。
今回のお料理は
バッバから教わったカボチャのパスタです。
カボチャの甘さをペペロンチーノの味で引き締めます。
簡単に出来ますので、どうぞお試しくださいね。
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カボチャのパスタ
■材料(2〜3人分)
カボチャ:150g(掃除後の重量)
ニンニク:一欠片
ペペロンチーノ:半分
バジリコ:数枚
イタリアンパセリ:適量
生パスタ:130g
オリーブオイル:大さじ3
塩:適量
■下準備
・カボチャは皮や中の綿に栄養があるので、
なるべく残し、皮はところどころ薄くむき、
中の綿もできれば残す。
種を取った後、サイコロ切りにする。
・バジリコとパセリはあらい微塵切り。
・ぺぺロンチーノは細かく切る。
・ニンニクは芯をとり出し、潰す。
・鍋にパスタをゆでるための
塩入りのお湯をわかす。
■作り方
(1)フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、
ニンニクを入れて、香りが出るまで炒める。
(2)ニンニクを取り出して、カボチャを入れ、
油をなじませて、ペペロンチーノを入れる。
(3)フタをして弱火で5分前後、蒸し煮にする。
(4)(3)にパスタをゆでるために用意した
別鍋の塩入りのお湯を少し入れ、
カボチャのかたちを崩さないように
フタをして柔らかくなるまで
数分間、蒸し煮する。
(5)パスタをゆでる。
(6)カボチャが煮えたら、ソースのできあがり。
(7)(6)に少しかためにゆでたパスタを入れる。
(8)バジリコとパセリを入れる。
(9)ソースが足りないときは、
パスタのゆで汁を足して全体的に味をなじませ、
塩加減を整える。
はい、出来上がりです。
飾りに、私は、
蒸かしたカボチャの薄切りの上に、
イタリアンパセリとチーズをのせてグリルにしたものや、
フンギ(きのこ)をオリーブオイル焼きしたもの、
パルミジャーノチーズを焼いたものなど、
秋の香りを一杯に盛りつけました。
Buon Appetito!
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