レシピその185
半ドライトマト(オーブン編)〜ミラノのゴミのルール2〜 |
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前回の続きです。
私が住んでいる地区では
生ゴミ、プラスチィック金属、紙、ガラスビン、
その他のゴミなどは各家庭での分別で、
リサイクル衣服や小物、乾電池、水銀、油、薬、
LEDランプなどは、
指定されたところに捨てます。
また、大型ゴミは無料で取りに来てもらいます。
各家庭の生ゴミは、
指定された規格のプラスティック袋、
紙袋に入れてから捨ますが、
その袋も支給された袋が終わると
買うようになります。
スーパーなどの買い物袋も
その規格に対応していて大きくて便利ですが、
穴が直ぐに開いてしまう欠点があり
生ゴミ用には向きません。
有機化される紙袋とはどんな物か、
さっそくサービスセンターに問い合わせると、
「パン屋さんの袋や青果屋さんの紙袋です」
と簡単明解な答えが戻ってきました。
でも、これもよく分かりませんし
袋の後ろにプリントされた有機化規格マークは
小さくて読めません。
そんなこんなで私は大混乱しています。
わからないことを友人達に聞くと
「鼻を効かせて分別しろ」という感覚派や
「少しぐらい大丈夫」というゆるい派、
「あれは政府のやらせの部分もある」
という批判派がいて、
どれも私の欲しい答えにはなっていないので
廃棄物センターのホームページにある
「どこに捨てる?」のコーナーで
その都度、調べる事にしました。
ところが、そのリストにないものの多々あり、
電話で問い合わせると
受付の人によっても答えが異なっていて、
せめて、窓口の人の答えは
ひとつに徹底してもらいたいものだと
困惑してしまいます。
とりあえず、
この新しいゴミ制度を
早く生活の一部にしたいと思い、
新しいアイテムを購入しました。
▲穴のあいた入れ物を水切り用に。
▲配給されたゴミ箱は賢いワン達に
直ぐに開けられてしまいましたので、
背の高い二段式を購入しました。
生ゴミとその他のゴミ用入れ物にしました。
ゴミを手に持ったとき、
何に生まれ変えることができるか?
ささいなことから考え始め、
その集積が繋がって
大きな流れになって行くものと信じます。
とりあえず、今の状態では
生ゴミ用に捨てて良いとされる物を捨て、
後のグレーゾーンの物は
グレー袋に入れることにし、
私でもできることからを始めています。
日本では大掃除の時期ですね。
私も整理をして新しい年を迎えたいと思います。
今年もご愛読を本当にありがとうございました。
さて、今回のメニューは、
「半ドライトマト」です。
主役を光らせる名脇役です。
少し時間はかかりますが
ながらでできますし
重宝な物ですので
どうぞお試しくださいね。
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半ドライトマト(オーブン編)
■材料
プチトマト:オーブンに入る分量
エキストラバージンオリーブオイル:適量
塩:少々
砂糖:必要な時に少々
■作り方
(1)トマトを縦半分に切る。
オーブンを100〜120度にあたため始めます。
(2)塩少々を全体にふり、30分おく。
(3)出た水分を、キッチンペーパーなどで
そっと吸い取ります。
(4)オーブン皿ににそのまま入れ、
100〜120度のオーブンに入れます。
焼くというよりも乾かす感じです。
(5)1時間後です。
(6)一度取り出して、水分をそっと取る。
(7)2時間後のようす。
また取り出して水分を取ります。
(8)3時間半後のようす。
この頃になるとしんなりしてくる。
(オーブンによって時間が変わりますので、
途中で様子を見てくださいね)
※3時間半という時間がとれず、
途中でやめなければならないときは、
一度火を止めてそのままに入れて置き、
乾燥させて、またしんなりするまで
オーブンであたためる。
(9)入れ物に入れて味見をして
好みで少し砂糖を足して
ざっとかきまわす。
(10)エキストラバージンオリーブオイルを
全体にからめる。
出来上がりです。
冷蔵庫に入れていつも待機です。
BUON APPETITO!
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