1日の間の温度差が激しい日が続き、
風邪をひきました。
熱は出るし、鼻はズーピー、
鬼の霍乱(かくらん)です。
「今年の春は秋のようだね」
毎日、同じ挨拶が続きます。
雨がよく降り、冷たい寒い日が続き、
まるでこれから冬が来るかのようです。
6月になるというのに
夜はまだ布団にくるまって寝ているし、
夏は来てくれるのだろうかと
不安になってしまうほどです。
それでも時たま太陽が顔を出してくれると
強い日差しになり、急にコートを脱ぎ、
半袖やノースリーブになって太陽を浴びます。
北ヨーロッパから太陽の恵みを求めて
イタリアに旅行に来る人たちの
気持ちがよくわかる晩春です。
それでもやっと、このところ、
気温の薄紙を1枚ずつはがすように
冷たさの角が丸くなって行くのを感じます。
でも、風が強く吹いても、
雷が急に鳴って豪雨が降り通っても、
そう、夏到来を運んでくれる
春は素敵です。
草木たちは冬の間は裸だったのに
知らないうちに新緑の葉を付け、
悠々と枝を垂れ、
花たちは優雅な香りを漂わせ、
夏の訪れが近いことを知らせてくれています。
きっと植物達は私達よりもっと敏感に
この気候と相見あっているのでしょう。
いくら風邪をひこうが
ウキウキとした気分になる春は、やはり好きだ。
▲濡れた草むらで遊ぶように対応した、
斬新な短い耳カットの、らら(左・コッカー)です!
▲軽やかな耳で飛び回ります。
さて、今回ご紹介するメニューは
きびとひよこ豆のスープです。
自然を感じる優しい味のスープです。
どうぞお試しくださいね。
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キビとひよこ豆のスープ
■材料(4人分)
キビ:150g
ゆでたひよこ豆:200ccカップに8分目
(缶詰でも可)
ベーコン:30g
トマト:4分の1
エシャロット:中くらいのものを半分
ニンジン:刻んだ分量で大さじ山盛り1
セロリ:刻んだ分量で大さじ山盛り1
塩・コショウ:適量
ボラジ(ハーブ):お好みで。適量。
☆下準備
・キビは細かい目の物でよく洗う。
・トマトは皮をむき、粗みじん切りにする。
・ニンジン、セロリ(葉部分も)、
エシャロットを粗みじん切りにする。
・ベーコンは小口切りにする。
■作り方
(1)オリーブオイルを入れて
鍋をあたため、ベーコンを炒める。
(2)エシャロットを入れてよく炒める。
(3)残りの野菜、
トマト、セロリ、ニンジンを入れて炒める。
(4)野菜がしんなりしたらひよこ豆を入れる。
(5)お湯を1リットル入れる。
(6)キビを入れて煮立ったら
弱火で30分くらい煮る。
(キビが柔らかくなるまで)
(7)スープを煮ているときに
採りたてのボラジ(ハーブ)をいただいたので、
ここで投入。
※入れなくても問題ありません。
(8)ボラジを洗い、
手で大まかに切って、
葉と花も入れて10分くらい煮る。
スープが濃くなったときは、お湯を足す。
塩・コショウで味付けをする。
はい、出来上がりです。
お好みでパルミジャーノや
EVオリーブオイルを入れて
召し上がってくださいね。
BUON APPETITO!
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