前回に続き、同時期に開催された
もうひとつの展覧会を写真でご紹介します。
ルチアーナ・マタロン美術館で開催された
「もったいない展」です。
「環境の未来、クリエーターからの発信」というテーマで
リサイクルの物を使ったプロジェクトや作品が並びました。
色々な切り口から観た「もったいない」。
柔軟で自由な表現をした作品たち。
私も生活の中で 考える力を養い、
それをおしまずに使わなければと
痛感させられた展覧会でした。
1ヵ月の会期中には、
着物の着付けショー、お茶会、日本の歌のコンサートなど
日本文化を紹介する日もありました。
キュレーターは友人のミケーレです。
▲和紙を使ったミウラ折りのランプ
▲工場排水から産まれた
日本の新素材グリーンビズを使った作品。
▲ミラノ工科大の研究室の提案。
グリーンビズの特徴を生かしたプロジェクト。
▲家屋や庭に使用する[Lascia la scia]の提案。
ガーデン部分にひよこを放して目を引き寄せていました。
▲漆を塗った明治時代の伊勢型紙を
和紙に漉き込んだ照明。
▲ミラノの建築家のプロジェクトも興味ある物でした。
▲たくさんの人が興味深く観ていました。
▲ダンボールでできた家具。
▲グリーンビズを使った作品(写真奥)。
アーティストの表現の自由さは意表をつきます。
▲カレンさんたちによる日本の歌曲のコンサート。
会場が柔らかい「和」の雰囲気で包まれました。
▲ダンボールのお茶室。
簡単に作れて軽量で堅牢です。
着物の着付けショーも行われました。
▲裏千家ミラノによるお茶会。
静寂な空気が満ちます。
私たちマンマ3人組は料理で参加しました。
隣の部屋ではお茶会中で、
物音をたてないように素早く準備できたのは、
ご一緒したみなさんの協力の賜物でした。
食べ物の香りで来場客が集まり、
Buon Appetito! の会話で表情がゆるみます。
さて、今回は夫の誕生日のために作った
ちょっとオシャレなお魚料理です。
どうぞお試しくださいね。
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白身魚のスプマンテ ザバイオーネソース
■材料(2人分)
タラの切り身:2枚
塩、コショウ:適量
タイム、イタリアンパセリ:適量
オリーブオイル:適量
・ザバイオーネソース用
スプマンテorシャンパン:コップ半分
白ワイン(辛口):コップ半分
卵:4個(全卵1個と卵黄3個)
砂糖:大さじ1
エシャロット:1個
ワインビネガー:大さじ1
バター:25g
ピンクペッパー:小さじ1
粒黒コショウ:少々
ローリエ:1〜2枚
塩:適量
☆下準備
・生タラに塩をふり、しばらくおく。
・卵の黄身を分ける。
・エシャロットは微塵切りにする。
・粒黒コショウは荒く潰す。
■作り方
(1)小鍋に白ワイン、ワインビネガー、砂糖、
ローリエ、エシャロット、黒コショウ、塩を入れ、
3分の1になるまで弱火で煮詰める。
(2)(1)をこして冷ます。
(3)別の鍋に(2)と卵、塩、スプマンテを入れて
湯煎にかける。
(4)泡立て器で、湯煎をしながら、
8〜10分くらいかき混ぜる。
(5)もったりしてきたら、
仕上げにバターと
ピンクペッパーを入れてかき混ぜる。
冷やさないようフタをしておく。
これでソースの出来上がり。
(6)フライパンにクッキングペーパーを敷き、
オリーブオイルを少したらす。
(7)(6)に水気を切ったタラをのせて
タイムを置き、オリーブオイルを少しかけ廻す。
(8)クッキングペーパーでくるむ。
(9)フタをして中火で蒸し焼きにする。
(10)紙ごと裏返して
火の通るまで数分焼く。
はい、出来上がりです。
お皿に焼いたタラをのせて
その上からソースをかけ
飾りにピンクペッパーと
イタリアンパセリの微塵切りをかけました。
付け野菜は蒸しジャガイモにしました。
BUON APPETITO!
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