春が訪れたミラノは百花繚乱です。
日本はいかがでしょうか?
さて、日本には年に数回、帰国しますが、
冬に帰るときは、
寒さに慣れるまでに1週間かかります。
気温はミラノとほとんど変わらないのですが、
肌で感じる温度が違うのでしょう。
イタリアと日本の生活は
違っていて当たり前と思っていますが、
到着してすぐの時期は、
その違いにあらためてとまどい、
すぐに反応できません。
おかげで、毎回、新鮮な物事に出会います。
スーパーで買い物するときは、
新しい商品を見つけると、
パッケージのデザインから
説明文まですみずみチェックしてしまいます。
街でポケットティッシュを配っているのは
いつも新鮮です。
差し出されるたびに、思わず頭を下げて、
お礼を言いながらもらいます。
そのうちポケットはティッシュでパンパンになります。
バスの運賃の支払方法。
これはいつもとまどいます。
ミラノは1枚の切符で90分間、市内乗り放題です。
それが日本では、バス会社や、
乗り降りするバス停で値段がかわります。
さらに、お金を入れると
お釣り銭が受け取れるタイプのバスと、
両替されるタイプのバスがあり、
慣れないバスに乗ったときは、
いつも最後にアタフタしてしまいます。
そして、なんといっても公共トイレ。
そこらじゅうにあり、
その上、とても清潔です。
さらに、シャワートイレで、音楽も流れる、
夢のような公共トイレです。
日本に行ったイタリア人の友人が
「トイレのフタが自動で開いて、
本当に驚いたわ」と言い、
みんなで大笑いしたものでしたが、
実際、私もトイレの個室に入ったら
自動でフタが開いたので、
あまりの驚きに声を出しそうになりました。
毎回「新鮮」なものに出会う日本。
まだまだ日本の変化のスピードには
ついて行けません。
さて、こちらは「復活祭」です。
今回ご紹介するメニューは、
我が家の大好物の卵料理です。
簡単ですから、どうぞお試しくださいね。
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ゆで卵のつめ物
■材料
卵:6個
ゆでたそら豆:50g
塩・ケッパー:小さじ1
マヨネーズ:小さじ1.5
野菜ピクルス:50g
塩漬け小鰯:小さじ1(今回はペーストのアンチョビ1枚)
マヨネーズ:小さじ3
サラミ:さいの目切り16個(好きなタイプで)
ロビオーラチーズ:50g(クリームチーズでも可)
タバスコ:少々
EVオリーブオイル:適量
好みの飾り
(今回はタイム、月桂樹、オリーブ、イタリアンパセリ)
☆下準備
・豆・卵は6分間ゆでて、縦半分に切る。
・ケッパーは洗っておき、細かく切る。
・野菜ピクルスも大まかに切っておく。
・飾り付けのオリーブは、種をとり半分に切る。
■作り方
(1)そら豆とゆで卵の黄身、マヨネーズ小さじ1.5、
ケッパーを入れて、バーミキサーでクリーム状にする。
(2)かたさはEVオリーブオイルで調整する。
(3)卵につめる。
(4)ピクルスと小鰯を入れて
数秒バーミキサーをまわし、細かくする。
(5)マヨネーズ小さじ1.5を入れて、かき混ぜる。
(6)卵につめる。
(7)ロビオーラチーズに、
黄身とタバスコを入れてかき混ぜる。
(8)よくかき混ぜ、卵につめる。
上にサラミをのせる。
(9)そら豆をつめたものにはそら豆とタイムを、
ピクルスをつめたものにはオリーブを、
ロビオーラチーズをつめたものには
サラミとイタリアンパセリをのせる。
☆飾り付け
今回はいろいろな塩を使ったので、
それぞれご紹介します。
・そら豆にはレモン塩とコショウ。
・ピクルスにはフレーク塩とコショウ。
・チーズにはヒマラヤ塩とコショウ。
大皿に盛りつけて、
ひよこチョコも飾りました。
BUON APPETITO!
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