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アーカイブ 2016/11/27
 
レシピその282
つけあわせ野菜~キッチンの鏡の場所。~


我が家のキッチンには、
テーブルの斜め前に鏡があり、
椅子に座ると、鏡を通して
背後のようすをよく見ることができます。
私はこの椅子に座る時間が長いため、
後ろをふりむかなくても
鏡をとおして、外の景色を見たり、
料理中のガス台のようすを見ることにしています。

こんな配置にしたのも、
いまでは独立した子どもたちが小さかった頃の
苦い経験があるからです。
あるとき、ベランダから泥棒が入りました。
泥棒は、私の背中を見ながら
堂々と盗みをして去っていきました。
以来、背後の様子にすぐに気がつけるように
鏡を置くようになりました。
おかげで、元気でわんぱくだった子どもたちの
出入りの気配を感じることができ、
お料理好きな子どもたちが料理をするときに
私は背を向けて、口や手も出さず、
自由に料理させて、
危ないときだけ対処するなどして、
鏡を通して彼らを見守りました。

子どもたちがいなくなった今では、
わんちゃんたちを見守っています。
コッカーのララは、胃腸が弱いのですが、
探し回って、なんでも口に入れますので、
彼女がどうして口を動かしているか
‥‥なんて、鏡を通して見ています。



▲いつもなにかを探しているわんちゃんたちです。

さて、今回ご紹介する料理は、つけあわせ野菜です。
ニンジンやズッキーニは、切り方を変えるだけで
いつもと違う食感が楽しめます。
カボチャもローズマリーやサルビアの香りで
楽しんでくださいね。


つけあわせ野菜
カボチャのロースト、
ズッキーネとニンジンの炒め物


■材料(4人分)

カボチャ:4分の1
ニンジン:小4本
ズッキーネ:2本
ローズマリーノ、サルビア、イタリアンパセリ:適量
EVオリーブオイル:適量
塩・コショウ:好みの分量



■作り方

(1)カボチャのローストをつくる。
カボチャはよく洗い、
種をスプーンで取り除いて皮をむき、
5ミリから1センチ以内の厚さに切る。



(2)オーブン皿にクッキングシートを敷き、
その上にカボチャを並べて、
上からEVオリーブオイルを全体にかける。



(3)みじん切りしたローズマリーノを
全体にふりかけて、塩・コショウし、
200度のオーブンで15~20分焼く。
※くしを刺して、焼き具合をみる。
※甘いカボチャの場合は、コショウを多目に。




(4)カボチャの上にかけるソースを作る。
サルビア、イタリアンパセリをみじん切りにする。



(5)(4)のみじん切りを大さじ3と
EVオリーブオイル大さじ4を合わせて
よくかき混ぜて、休ませておく。



(6)カボチャを焼いている間に、
ズッキーネとニンジンの炒め物をつくる。
洗ったニンジンは皮むき機で棒状にしてむく。



(7)ズッキーネも洗って、棒状にむく。



(8)EVオリーブオイル大さじ4をフライパンに入れ、
あたたまったら野菜を入れる。



(9)塩・コショウをして、全体を中火で炒める。



(10)水80ccを加えて弱火にして煮る。



(11)柔らかくなったら、
最後は中火にして余分な水分をとばす。



(12)カボチャが完成。



(13)盛り付けて、カボチャの上に
(5)のサルビアソースをかける。



はい、出来上がりです。
メインを支える優しい味のつけあわせ野菜です。
ちなみに、今日のメインは
豚ロースのアローストでした。
Buon apettito!


 
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